社長ブログケヤキの木の下で
2010年8月29日
和紙
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
8月ももうすぐ終わり、
来週は新学期ですがまだまだこの暑さが続きそうですね。
当社の会長は北海道旅行の最中で昨日は利尻島。
「こっちは涼しいぞ、最高気温は25度だ。気持ちがいいぞ~」
などと携帯電話で連絡してきます。
ま、無事に帰ってきてくれればそれでいいんですけどね、
88歳の一人旅ですから。
さて、川辺町のO様邸
中塗りが早めに終わったので
中塗りの乾燥も兼ねて、
上塗りの前に天井の和紙を貼っています。
盆踊りで踊っているようにも見えますが
仕事中です。
和紙の端は耳と言って
きれいにカットしてあるのではなく
漉いたままになっているため
この様にぎざぎざになっています。
耳は厚さも薄くなってますから
和紙と和紙のつなぎ目は重ねて貼っても
違和感がありません。
全体のイメージはこのようになります
天井の中央に電気の線が出ていますが
その左右に重ねたところのラインが入っています、
また、写真の右の角にも同じようなラインが見えます。
ビニルクロスでは貼った時はきれいですが、
時間が経つにつれ
つなぎ目がすいてきたり、
張替の時は再度めくる必要がありますが、
和紙の場合、重ねて貼りますから
つなぎ目に隙間は出来ませんし
張替の時も上から重ねて貼る事が出来ます。
もっともっと普及してもいいと思うのですが、
壁はクロスという思い込みはなかなか変りませんね、
紙太の家では、ビニルクロスは使用してません。
来週から、いよいよ上塗りに入ります、
どんな風に仕上がるか
楽しみにしていて下さいね。
それでは、皆さん
また明日。
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