社長ブログケヤキの木の下で
2021年4月16日
見えないところ
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日の夕方
友人から、こしあぶら採ってきたけどどう?
ということで、おっとり刀で貰いに行ってきました。
早速てんぷらにしていただきましたが、
こしあぶらの天ぷらは最高ですね。
(写真は食べるのに夢中で失念)
昨年こしあぶらの苗木を植えたのですが、
草刈中に誤って刈られてしまいました(無念)
昨日までそのことを忘れていましたが
早速、苗木をポチッとしました。
今回は5本
枯れても、刈られても、5本あればどれか一本は残るはず。
城屋敷の家は室内の断熱材の取付中
天井は2層目の断熱材が終わって
3層目にかかるところ
ガルバリウムの屋根の表面温度は真夏では70℃以上。
すぐ下に通気層がありますが
それでも室内側の天井の表面温度はかなり高くなり、
温度は屋根の断熱材の厚さと性能によります。
つまり、性能が良くて厚ければ温度は低くなりますし、
その逆であれば高くなります。
天井表面からの熱は輻射熱ですから、
エアコンで室内の空気の温度を低くしても輻射熱は防げません。
簡単に言うと、冬に焚火にあたると暖かいのは輻射熱のおかげ。
気温が0℃でも焚火の周りが暖かいのは、
焚火から出る輻射熱があるからです。
5地域や6地域で
真夏に2階やロフトでエアコンだけで涼しく過ごそうとすれば、
それなりの性能と厚さのある断熱材が必要。
4月に説明義務化になった国の省エネ基準程度では
ちょっとではなく、かなり難しいので、
設計者にきちんと計算してもらう必要があります。
さて、外部では杉板張りの下地作業です。
杉板が反らないようにするための反り止めの取付をしています。
1m2に20個
200m2ありますから4000個
21センチ毎にスミでラインを出して取付ですから
手間がかかります。
でもこれをしておかないと、何年後かに杉板が反ることになります。
反った杉板はあまり見栄えが良くありません。
今だけ、金だけ、自分だけ、の考えならこんな手間はかけないでしょうが、
これはつくり手としての責任。
そして、これをしないと大工さんは杉板を貼ってくれません。
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