社長ブログケヤキの木の下で
2013年9月16日
台風が来る前の準備とは?
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
美濃地方
台風が三重県沖にいますから
風は北から吹いています。
これから徐々に西からの風に変わり
弱まって行くでしょう。
経験上、南や東を通る台風の風は
思った程強くありませんが
西側を通る台風は要注意
南からの風がまともに来ます。
(近くを通ればどちらにしても要注意です)
大きな台風を経験したことのない方や
アパート、マンション住まいで
新たに新築を建てられる方は
雨戸についてそれほど意識されません。
美濃地方では
90年代後半の台風19号以来
大きな台風の被害はあまりありません。
あの時、川辺町では新築でも屋根の瓦が飛ばされた家が何件もあり、
屋根にブルーシートの張ってある家が
南東から北西に1km以上伸びて
風の通り道があることがひと目で分かりました。
この時まで瓦の釘の固定は1枚おきで良かったものが
この台風を境に全瓦釘で固定に切り替わっています。
屋根の補修に何件か行きましたが
雨戸のなかった家では
掃出しサッシが風圧でたわんで
ご主人と二人で
必死に押さえていたと
生々しい話もお聞きしました。
幅が1.6m、高さが2mありますから
風圧はかなりのもの
奥様は恐怖すら感じたことでしょう。
建築基準法では風圧に対する板ガラスの設計法が詳細に定められていますが
それは単に風圧に対してのことで
何かの飛来物に対してではありません。
町中に建つ新築の家の中には
雨戸のない家も多くあります。
横引き雨戸はデザイン上の理由から
シャッター雨戸はコスト的な理由から
また、中にはペアガラスだからという理由で
雨戸のない家が多くあります。
営業担当者の中には
最近のサッシは強いですから
雨戸は必要ありません等と言うこともありますから要注意
サッシがたわむ恐怖を感じて見たいという物好きな方は別ですけど、
シャッター雨戸も普通の雨戸も
後付けで取り付けることができますから
雨戸のついていない家の方は
検討してもいいと思います。
飛来物に対しては防犯フィルムを貼るという方法もあります。
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