社長ブログケヤキの木の下で
2014年3月7日
室内の温熱環境 世界の常識は日本の非常識
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
にほんの家はさむいです
今朝の川辺町は
マイナス3度
母屋の廊下は3.1度
でも事務所は
16.7度
マキコに火を入れる前ですが
下手な新築より暖かい
というより
今、消費税前に駆け込みで建てられてる住宅よりよほど暖かい無人の事務所
昨夜11時頃まで
ストーブを焚いていましたから
まだ蓄熱している状態なので暖かいわけです。
残念ながら寒い家を建ててしまったら
暖房するしかありません。
健康と節約、質素を比較してはいけません。
健康が優先
でも頭で分かっていても
日本人はこれがなかなかできません。
子供の頃から
我慢しなさい、無駄使いはいけません、もったいないと
言われ続けているわけですから、
寝てる時に暖房なんて
考えられないわけです(北海道は違いますね)
特に、しっかりした主婦ほどその傾向が強いように見受けられます。
ならぬものはならぬのですが
(ちょっと古いかも)
なるものはなんとかしましょう。
こんな寒い家でも
暖房すればそこそこ暖かくなります。
一家4人
ひと冬に一回風邪をひくと薬代が3千円~8千円(4人で)
病院に連れて行ったら保険がきいても1千円くらい
パートを休んで1日看病
なんてことを考えると
ひと冬の家計の出費はそこそこ行くはず
それならエアコンで寝てる間に暖房とか
設定温度を少し上げましょう
タイマーの有効活用も必要です。
昨日の旭化成建材のHPの中の
近大の岩前教授のレポート
以前からこのブログでも時々ご紹介していますが
その中にイギリスで施行されてるHHSRSが紹介されてます。
更にその下に小さく解説があります。
小さくて読んでない人がいるかもしれないので大きくしてご紹介(^_^)
まぁ
イギリスでは国が国民の健康をこれほど気にしてくれてますが
(医療費を考えると財政的な問題に突き当たりますね、そっちのほうが気になるのでしょう)
そうでない国では自己防衛しかありません。
こと冬の住宅の温熱環境に関しては
日本の常識(寒い)は世界の非常識
世界の常識(暖かくする)は日本の非常識(もったいない)
で
その一番の解決方法は
暖かくしても暖房費のかからない家を作ること
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