社長ブログケヤキの木の下で
2014年4月14日
ストックとしての住宅 プラスαが大事
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
快晴の美濃地方
今朝の気温は7度
まだ朝起きたときにはストーブが必要です。
昨日は春祭りで
威勢のいい子供たちの神輿を担ぐ声が響きましたが
なんせ絶対的な人数が少ない
川辺町の人口は1万人
私の子供の頃から変わってません
私の同級生は180人
息子の同級生は130人程
今年の新1年生は60人とか
私と息子の年代で50人少なくなるのに
30年かかっていたのに
息子から今の1年生は12年ほどで
60人減っています。
一昨日の日経新聞では
2030年には一人暮らしの世帯が全世帯の37%になるとか
しかもそのうちの39%は65歳以上の高齢者の一人暮らし世帯
2030年と言ったら
あとわずか16年後
地方や地域の活性化が急務ですが
世代が変わるたびに質のあまり良くない住宅を作ってきた日本では
ストックされた住宅資産というものがありません。
ヨーロッパ諸国と比較すると
ひとりあたりのGDP(国内総生産)は変わらなくても
生活のゆとりという面では遥かな差があります。
多くの人が30代の半ばで年収の何倍ものローンを
30年以上に渡って背負わなければならない社会と
そうでない社会では生活のスタイルやリズム
生き方さえ変わってしまいます。
一世代前の住宅では
建てる方には何の情報も集まらず仕方がなかったかもしれませんが
これから家を建てられる方は
いろんな情報を集めることができます。
次の世代、できればその次の世代までが
暮らし易い家あるいは住んでもいいなと思ってもらえる家とはどんなものか
つまり、
今家を建てるとして
孫の世代までがストレスや不安を感じずに暮らせる家
そんな家を建てる必要があります。
デザインやインテリアの素敵な家にも心を惹かれますが
プラスαの要素が実は一番大事だったりします。
住宅におけるプラスαとは何か?
じっくり時間をかけて考えても損はありません。
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