社長ブログケヤキの木の下で
2015年8月5日
住宅白書2015 新建ハウジングが示す意識変化
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
もともと汗かきなんですが
ここ数年、あまり暑さが続くと
あせもに悩まされるようになりました。
場所は足首と足の甲という変な場所
靴下で締め付けられてるからかもしれませんが
現場にはどんなに暑くても行くことになりますから
汗は抑えようがありません。
対策をネットで調べてみても
「汗をかかないような環境にする」のが第一とか
しばらく靴下をはかない素足生活をしてみます(^_^)
さて、
先日、新建ハウジングから2015年度版の住宅白書が送られてきました。
アンケート式の調査結果が掲載されています。
簡単に紹介すると
住宅で重視する項目は?
使いやすさ・住みこ心地が75%
基本性能が68%
となっており
内部のデザイン
外部のデザイン
価格、などの項目を押さえて1.2位を占めています。
これは3.11前であれば考えられない状況
消費者の意識が大きく変わってきています。
過去幾度も住宅の性能ブームがありましたが
一過性のもので
そこに注力した工務店の多くが潰れて行きました。
消費者の意識を見誤ったわけで
デザインや間取り、インテリアや価格がまだまだ優先順位の上位を占めていました。
数ヶ月前のセミナーの時に
この新建ハウジングの三浦さんに
今回の住宅性能ブームをどう見てますかと
直接お聞きしたことがありますが
答えは
今までとは違って今回は大きく動いてますね、
というものです。
今回のデータでも
断熱性能が6割をを超えて圧倒的な支持を得ています。
更に付け加えると
その断熱性に関しては
省エネ基準程度でOKというのは4割程度
5割以上の方が
基準より10%以上アップから無暖房レベルまでを希望されてます。
更に付け加えると無暖房レベルの希望は9%と
1割弱おられるという結果がでています。
新建ハウジングの「住宅白書2015」
まだ出たばかりですがネットでも購入できるはずですので
一般のこれから住宅の新築をお考えの方は
一読しても損はありません。
各都道府県の住宅関連の助成金も出ています。
世の中の大きな流れがどちらに向かっているか
その中でご自分の家の立ち位置をどこにするかは
とても重要なことです。
国は2020年までに
ゼロエネルギー住宅を新築住宅の標準にするという目標設定を
していることも留意しておく必要があります。
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