社長ブログケヤキの木の下で
2015年5月20日
暖房負荷と聞いただけで死んだふりする方へ
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日、小柳が帰ってくるなり、
社長、皐ケ丘の家のユニットバスの天井・・・
何をしたんですか?
えっ、なに?
大変でした
何をって、隙間に断熱材を入れて・・・・
というわけで(^_^;)
現場ではいろんなことが起こります、
人生と同じですね。
さて、
以前から日本の住宅政策が大変貌を遂げつつあるとお話してます。
もちろん、ほとんどの新築検討者はそのことをご存知ありませんし、
一般の方に限れば99%知らない・・・
問題なのはこれから家を建てようとする方の中でも
知っているのはごく少数の勉強されてる方
一般のこれから建てる方は蚊帳の外状態ということなんです。
ということで
このブログでも何度も
ご自分の家を建てる時は
性能(暖冷房負荷:暖房や冷房に使うエネルギーの値段が
ひと冬、ひと夏にどれくらい必要な家なのか)が
これからの家を建てる基準ですよ
ということを
出来るだけ口数多お話してます。
ただ、
暖房負荷とか冷房負荷なんて言葉は
聞いただけでは?
数学と聞いただけで死んだふりしてた
うちの娘状態の方も数多くいるわけで
いかにわかり易くお話するかがポイント
簡単に言えば
暖房代が気にならない家とか
冷房代を気にしなくてもいい家
もちろん、24時間つけたままにして。
と言うと
いくらかかるの?
それが暖房負荷で
パッシブハウスでは規定があって
○○以下にしてくださいね、
となっています。
ところで
エアコンは消費するエネルギーが
得られるエネルギーの約1/3で済む優れもの
暖房負荷が○○○となっていても
実際消費する電気、
つまり使う電気はその1/3で済むということです。
ということで
最後に小学生の算数です・・・
99m2の家(30坪の家)
暖房負荷 15kwh(パッシブハウス基準)
と言うのは
99×15で1485kwh
エアコンで暖房するので1/3になるから
1485×0.3で495kwh
電気代を1kw25円とすると
495×25で12375円
ひと冬の暖房代
12375円
(家中暖房して)
家中、24時間暖房しても
これくらいの暖房代しかかからなければ
気にならないんじゃないでしょうか
10月半ばから4月半ばまでの6ヶ月間とすると
月に2062円の暖房代ということになります。
もちろん冷房負荷も同じように計算できます。
年間の冷暖房代がいくらかかる家なのか
計算でわかる時代になってます。
ローンの返済額にプラスされる住宅のランニングコストですから
そのトータルな金額が同じなら
性能アップに資金を回すべきでしょう。
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