社長ブログケヤキの木の下で
2016年6月22日
工務店選びの基準とはなにか?
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
梅雨時の工程管理は天のみぞ知る
雨の予報でも晴れて来たり
逆の場合も真であったりします。
昨日は床の張替工事
中学時代の恩師の家・・・
カット作業をどこでするか悩んでましたが
予報の雨が実際は晴れに変わり
青空の下で気持ちよく作業ができました。
さて、
新築をご計画の方で
よくある質問が
・どこで家を建てていいのかわからない。
・何を判断の基にすればいいのかわからない
というのがあります。
いろんな見学会や展示場に行くけれど
行けば行くほどわからなくなった。
というのが本当のところでしょうか。
この仕事をしていると
お客さんの中に稀に
物事の本質に迫るスピードが非常に速い方に会います。
ご自分の専門ではない建築、
しかも建築なんてことはいままで考えたことがない方の中にです。
このような方は何に対しても
その本質に迫るスピードが早くその理解も深いもので
お話を進めていくうちに
かなり高度な内容でも
理解していただけるようになります。
しかし、このような方は稀で
多くの方が大なり小なり冒頭に紹介したような状態を経験されます。
このような方の場合
そこから先に進めないというケースがたまにあります。
わからないから更にいろんなところに行く
ネットで情報を収集する
でもわからない・・・
調べても調べても言ってることが違う意見が数多く出てくる
いったいこの住宅建築の世界は何なの?
というのが本音ではないでしょうか。
なぜそんなに異なる意見が出てくるのか?
気密が必要だ、いやそんなの不要だ。
調湿が必要だ、不要だ。
セルローズがいい、いや羊毛だ。
いろんな意見がネット上には溢れていて
百花繚乱・・・
わからなくなるのも無理はありません。
大切なのは科学的な考察と
論理的な説明
でも、
これは普段の生活の中でも意識してないと
あまりしません。
一つの疑問や質問に対しての回答に
それはなぜなのか?
それはどうしてなのか?
これを3回ぐらい繰り返すと
いろんなものが見えてきます。
論理的、科学的な説明から逸脱したら
それには眉に唾を付けて聞く必要があります。
住宅の基本的な性能は耐震性に加えて
断熱、気密、換気、冷暖房システムの4つ
インテリアやデザインも大切ですが
あとから性能を上げようとすればかなりのコストが必要です。
優先順位をつける必要があります。
基本的な性能は当たり前
そのうえでのインテリアやデザインであるべきです。
先日倉庫で見つけた突き鑿(つきのみ)
錆びを落としたので
これから研がなければなりません。
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