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社長ブログケヤキの木の下で

2019年5月13日

設備機器はいつか全滅、残るのは建物本体


夜のメディアコスモス
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
まだ、花粉に反応して鼻水とくしゃみが時々出ますが
気持ちのいい日が続く美濃地方です。
(私だけではない証拠にマスクをしている人もそれなりにいます)
今年は豊作で筍がまだ出てきますから
これから筍掘りです。
住まいの設備機器を挙げてみると
冷暖房系ではエアコン、ファンヒーター、床暖房、灯油orガスストーブ、時に薪ストーブ
キッチン系では食洗機、IH、ガスコンロ、オーブン、レンジフード、
設備系では給湯機、換気機器、洗濯機、ユニットバス、
水栓、温水洗浄器付き便器、電動シャッター、玄関のタッチキー
というのが一般的なモノでしょうか
最近ではそこに太陽光パネル、蓄電池なんてのも入ってきてます。
イレギュラーなものはジェットバスとか家屋の要所要所に吸気口の付いた掃除機
セコムのような警報装置
これらの機器は全てエネルギーを使います。
ガスや灯油もありますが主に電気です。
家庭で使うエネルギー使用量をできるだけ少なくし、
二酸化炭素を出さないようにするには
これらの機器の効率を上げることと
パネルや風力を使って再生可能な自然エネルギーを使うのが早道です。
経産省はそう考えていますから
補助金と言うニンジンをぶらさげて
効率のいい機器を使いましょう、パネルを設置しましょう、
10年間は補助金出しますよと言います。
国レベルでは手っ取り早くエネルギー消費を少なくしたり、
二酸化炭素の排出を少なくするにはこの方法は有効です。
補助金と言う税金で
10年間と言う期限の利益と二酸化炭素を買っているわけです。
さて、上の設備機器は10年を越えると
いろいろ不具合が出てくる時期、
修理や交換は設備機器では当たり前の事です。
エネルギー消費やCO2の排出を少なくし
同時に暖かい家、涼しい家にする手法は
効率の良い設備機器だけでなく
建物本体の断熱性、気密性を上げることで可能です。
一旦その性能を上げればそれは設備機器のように10年.15年という寿命があるわけではありません。
ずっと、その家が建っている限り効果を発揮します、
しかもほぼノーメンテナンスで。
30歳で家を建てれば
60歳までに上の設備機器はほぼ全滅、交換か修理と言うことになります。
総額いくらになるのか?
断熱や気密が先だと思うけど
それが分からん人もいる日本の不思議

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