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社長ブログケヤキの木の下で

2020年8月28日

大手HMとの違い

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝、事務所の外は25度で94%
事務所の中は昨夜遅くまでエアコンが稼働してましたから
25度で54%
これくらいの気温になると湿度の違いはそれほど気にならないので、
2か所ある入口をオープンにして風を入れたのですが、
入ってきたのは大量の蚊。
慌てて蚊取り線香を点けたのですが後の祭り…
さて、多くの新築検討者の方が
Youtubeで事前の情報収集や勉強をするようになりました。
もちろん、玉石混合ですから何を見るかで変わってしまいます。
性能系のものを見るか
あるいはデザイン、インテリア系のものか。
もちろん人気があるのは
デザイン、インテリア系のもので視聴回数は軽く10万を越えますし、
中には20万回以上というのもあります。
一方 性能系はというと
松尾さんでさえ平均すれば3万くらいでしょうか。
この違いは何かと言っても仕方がありません。
人はビジュアル系に惹かれるんですね。
多くの一般の方は
家の性能なんてどこで建ててもそれほど違いはなくて、
今建てられている住宅なら一昔前のようなことはないから、
暑い寒いも同じくらいと思っています。
もちろん、HMのそう思わせる戦略もありますが、
一条工務店が家は性能と言い始めたころから、
ひょっとして、違うんじゃないと思う方も徐々に増えてはいます。
実感としてはそのような方は圧倒的に少なく感じます。
性能の面で
大手のHMと性能を意識した設計事務所や工務店との大きな違いの一つは、
日射の制御、つまり日射を利用したり
日射を防ぐ設計がしてあるかどうかです。
大手のHMの生産ラインは
型式認定を取得していて簡単には変更できません。
大量生産に対応するには最大公約数をで対応することになりますから、
個別の立地条件に合わせた日射制御と言うのは得意ではありません。
大手のHMの場合、大きく分けて3通りのパターンがあります。
・100%注文住宅(ベースの金額が跳ね上がる)
・既存のシリーズを基本に変更を加える(変更の限度があり、かなり制約される)
・既存シリーズをそのまま持ってくる(なかなか敷地条件に合わない)
冬の日射をもっと利用したいからLDKの南の窓を大きくしたい。
2階の子供室の窓も一回り大きくしたい。
吹抜けに大きな窓をつけたいけれど、夏は西日をちゃんと遮って欲しい。
もちろんお金次第でどんな対応もしてくれます。
大手のHMがこれらの要望に対応する方法は、
機械設備で力ずくのケースが多くなります。
簡単に言えば
エアコンの設置台数を増やす。
必要以上の定格能力のエアコンを設置する。
床暖を入れる。
代表的な力ずくというと、これらでしょうか。
近場のハウジングセンターに行って、
各社のモデルハウスの裏に
室外機がいくつ設置してあるか数えてみると分かります。
(驚愕の設置台数?)

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