社長ブログケヤキの木の下で
2020年11月6日
サッシはいつの日にか交換するものだから
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝は9度と11月らしい気温。
昨日の朝は5.1度でしたから、薪ストーブの出番となりました。
一度焚いてしまうと
エアコンやファンヒーターでは満足できなくなってしまいます。
ある意味、暖房中毒になってしまいます。
と言っても、それは家の中と外や、家の中でも寒暖差のある家の話。
きちんと断熱された家ではエアコンで十分です。
きちんと、と言うのはどこかというと
最近ではG1とかG2という指標もありますが、
家中快適にとなるとUa値だけで判断というと無理があるように思います。
Q値でしたら1.3以下くらいでしょうか。
それでも完全ではありませんが、Q値も出せるようなら
それ以外のこともそれなりに考えていると思いますから、
多分、大丈夫(笑)
Ua値だけで大丈夫と言うところは・・・
住まいの断熱性と言えば窓ですが、
最近は樹脂サッシの事を悪く言う人がほとんどいなくなりました。
少し前までは紫外線による劣化が激しいからすぐに交換しなければならないとか、
色の抜けがはやいとか言われてましたが、
ネット上ではそれなりのエビデンスのある情報が第三者からも出てくるようになって
樹脂サッシに対するネガティブな印象も少なくなっているようです。
とはいえ
アルミにしても樹脂にしても交換を考える方は日本では少数。
諸外国ではサッシはいつの日にか交換するものという認識です。
国民性の違いと言うものではなく、単なる認識の違いかもしれません。
ただ、現在建てられている住宅は
一般に言われているような短命ではなく、
地震などで大きな被害を受けなければ
優に50年以上の使用に耐えられると思われます。
そうなると自分の子供がその家に住むのではなく、
第三者の他人が中古となったその家を購入して住むというケースも
多くなっていくと思われます。
50年と言うスパンで見れば
キッチンやユニットバス、トイレなどの設備は恐らく全て一新。
壁紙や床のフローリング、外壁の吹付やサイディングも交換。
屋根も恐らく葺き替えているでしょう。
サッシだけがそのままでいい?
あるいはそのままであるべき?
何てことは無いはずですが、
樹脂サッシはいいですが耐候性に問題があります。
室内側は樹脂でも外側はアルミになってるサッシがありますからその方がいいですよ、
と言うのは、
アルミからアルミ樹脂、そして樹脂への移行期で
価格的な問題もあって難しいところですが、
耐候性になんて言われると、なんだかなぁと思ってしまいます。
いづれにしても
つまりどんなサッシを使おうとも
いつの日にか交換や入替が必要ですから
サッシというものはそういうものだと認識していただければと思います。
建築側としても長期の視線で考えれば
いつの日にか交換するという前提でいる必要があります。
日本のサッシの多くは半外と言ってツバが付いてますから
そこをクリアしないと簡単には交換できません。
樹脂サッシについて不安のある方は
こちらのブログやこちらのHPを参考にしてください。
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