社長ブログケヤキの木の下で
2014年3月12日
込み栓 古い建物の補修時には必須のもの
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
3月も半ばになりますが
現場の工程が定まりません、
消費税の影響(3月に集中しているための材料不足)
関東地方の大雪の影響(ユニットバスやキッチンの工場の屋根が潰れて生産できない)
職人さんの不足などいろいろな要因が重なってます。
工程も何度も組み替える必要がありますから
頭の痛いところです、
お客様に影響が無いよう、
精一杯やってますが
一部ではどうしても上記の影響を受けることが避けられません。
お客様にはご迷惑をおかけしているのが現状です。
一刻も早く、正常な状態に戻ることを願うばかりです。
さて
コレはなんでしょう?
アップで見るとわかりにくいですね。
円中の棒・・
全体像は
まぁ、同じですが
直径は15ミリ
長さが15cmの樫の木の棒
大工さんは
込み栓と言います。
四角いものもありますが
今回は○型
これだけで何と8千円!
・・・・
柱や梁が引き抜かれないように
二つの材料に穴を開けてこの棒を差し込みます。
現在の建物は金物を使ってビスで固定しますが
昔の建物はこの込み栓が主流
ちょっと古い建物なら
必ず使ってあります。
古い建物を補修するときは必須の部材
取り付けたらまたお知らせしますね。
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