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社長ブログケヤキの木の下で

2016年9月23日

自邸調査1 先ずは限界耐力計算をすることに

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
すっきりしない天気が続きます。
先週までは汗が滝のように流れ
美味しいビールをゴクゴクと飲んでいたのがうそのよう
寝るときもタオルケットでは少し寒く感じるこの頃です。
高性能な家を造っていても自宅は・・・
築100年あまりですから
今の趣を残して改修となると難事業
(お寺の本堂のような家を想像していただけるとわかりやすいです。)
耐震と温熱をどうするかは積年のテーマ
ということで
先ずは耐震調査で
限界耐力計算からスタートすることになりました。
どんな計算結果になるか
乞う、ご期待であります。
限界耐力を簡単に言うと
地震が起こった時に柱は前後左右に揺れて傾くわけですが
倒れないぎりぎり限界の傾きがあります。(数値が規定されています)
つまり限界の傾きを越えて傾くと倒れてしまうわけです。
現状の自宅が地震が起こった時にどの程度傾くかを計算します。
計算すると限界の傾きを越えているヶ所を特定することができますから
補強対策を検討することができます。
さて、伊礼さんの「伊礼智の「小さな家」70のレシピ」を何気に見ているとありました。
こんな写真です。

お風呂を上から見下ろした写真
?????
どこかおかしなところがありますか?
この写真は可児の家のものですが
不思議だと思いませんか?
上から見下ろせるお風呂!
自取り棒で撮ったわけではありません。
なんでこんなアングルで撮れるの?
天井は?
湯気は?
結露は?
子供の水鉄砲は?
このお風呂
何やねん?
という写真が
伊礼さんの本に出てたんですね。
一般の方も、本を購入した多くの実務者の方も気が付いていないと思います。
伊礼さんの写真の下には次のようなコメントがあります。
「ロフトから見下ろすことができる(上)
洗面所と洗濯室を兼ねた浴室だが、
吹き抜けていて気持ちがいい。」
「伊礼智の「小さな家」70のレシピ」 P103
まさに、上の可児の家のお風呂と同じ(洗面と洗濯室は兼ねてませんが)
伊礼さんがどんな対策をとっているのかわかりませんが
天井の無いお風呂、
気持ちがいいですよ。
もちろん、普通の家ではNGですから
真似してはいけません。

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