社長ブログケヤキの木の下で
2024年4月1日
KKJ(国交省住宅局)が
- おはようございます、紙太材木店の田原です。
昨夜の雨も上がり、今朝は快晴の美濃地方。
花粉だけが気がかりです。
昨日は久しぶりの日曜休みでした。
朝一番でお墓参りに行き
その後は、
チェーンソーのメンテナンスや薪の整理、
竹藪の下草刈りと資材の片付け…
と言うことで
汗だくの一日になってしまいました。
- 以前、北海道に行った話をしましたが、
ダイシンビルドの清水さんが二日ほど前に
その時のことをYouTubeにアップされました。
どんな断熱ツアーだったのか
興味のある方はご覧ください。
参加メンバーの多くは
既に何度も北海道の建築を見に行っているのですが、
行くたびに新しい発見や
気づきがあることを知っていますから
声がかかれば、行きましょうということになります。
今回も訪れたタギ博士の住んでいる
旧荒谷邸もその一つ。
私は3回目の訪問ですが、
新たな発見があるんですね。
このツアーの影響で - 紙太材木店でも来月着工の家から
- 断熱の仕様が変わります。
- さて、東京都の太陽光パネルの設置義務化。
一時はいろんな意見が飛び交いましたが、
今ではほぼ忘れ去られたようなイメージですが
着々と進んでいます。
それどころか先日の日経新聞には、
他の自治体にも同様な広がりを
見せていることが報じられました。
- 3月25日 日経電子版
- 記事によると、全国では既に1000の自治体が
2050年のカーボンニュートラル
(温暖化ガス排出実質ゼロ)を表明しているとか。
この流れは今後、更に加速して
他の自治体にも広がっていくと思われます。
紙太材木店でも2021年以降、全ての家で
太陽光パネルが設置されています。
そんな流れの中で
先月、KKJ(国交省住宅局)から
「省エネ性能に優れた断熱性能の高い住宅を住みこなす住まい方ガイド」
が発表されました。
編集した委員が大手のHMやエネルギー会社、
資材会社に偏っていて、
JBNや新住協、PHJなどからは出ていないから
忖度しているなどの意見が業界ではありますが、
これからそのような家に住む人向けの
住まい方のガイドとしてはよくできていると思います。
- 但し、サラッと書き加えられている
このページに注目する必要があります。
- 対象となるのは断熱性能等級で言えば
等級6と等級7
現在の誘導基準である等級5ではありません。
大手のHMの中には
国が定めた誘導基準の等級5が標準仕様ですと
言っているところもありますが、
そのレベルの家は対象外ですと
国交省の住宅局が言ってるわけです。
一方では等級5にしましょうね
そちらに住まい手を誘導してくださいね。
等級5が誘導基準ですよ
そう言いながら、片方では
省エネ性に優れた断熱性の高い住宅は
等級6や等級7ですよ
そこではこんな風に生活してくださいね。
なぜ、そうなるのか?
2025年に義務化(等級4)
2030年には等級5が最低基準
2050年にはカーボンニュートラル
現在は義務化もされていない時代だけど
2025年、2030年、2050年に向けての
道筋は既にできているから
そこのところを見てくださいね。
等級5なんて5.6年もすれば最低基準だから
その先を見てね。
KKJ(国交省住宅局)はこのガイドでそう言ってる、はず。
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