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社長ブログケヤキの木の下で

2013年3月1日

地中熱の利用と熱交換 紙太材木店の家の特徴

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
紙太材木店の家の特徴、
前回までは室内空気環境について述べてきましたが
今回は「地中熱の利用と熱交換で更なる省エネを確保」
地中熱を利用なんて聞くと
大それた設備や工費が必要になるんじゃないかと思いがちですが
実は何も必要ありません、ただです
加えて、熱交換なんて聞くとこれまたややこしい装置がなんて思いますが
そんなものも必要ありませんから、
これもただ
つまり両方とも特別な装置や機械を使うわけではありませんから
費用はかかりませんし
メンテナンスが必要と言う事もありません。
設計の工夫、施工の精度、それに優れた換気装置があれば可能です。
なぜ
地中熱の利用と熱交換が必要かというと
換気のために暖房された空気を捨てると言う事は
真冬に新鮮だけど冷たい空気が室内に入ってくる事を意味します。
つまりいくら暖房していてもきちんと換気すると寒い
暖房の効率が落ちるわけです。(24時間連続で換気しますから)
だからといって
室内を暖めるためにガンガンストーブを焚くのは
暖房費が嵩んでしまいますし省エネとはなりません。
きちんと換気量を確保しつつ(常に新鮮な空気が室内にある状態)
室内の温度も少量のエネルギーで快適にするためには
この地中熱の利用と熱交換が必須であり
同時にそれを可能にするためには
設計の工夫
施工の精度
それに優れた換気装置
この3つが必要です。
その結果、
実測で81%の熱交換を可能にしています。
これは外部の気温が0度の時
室内の暖房された23度の空気を換気すると
室内に入ってくるときには18度になってる事を意味します。
これってとってもお得
なぜなら室内の暖房器具は18度の空気を23度に
5度分だけ暖房すればいいわけですから
特別な装置は不要で、
設計の工夫と施工精度それに換気装置だけで
真冬に18度の空気が手に入る
もちろん世の中には熱交換率90%以上の換気装置もありますが
設置コストやフィルターのメンテナンスなどを考えると
我々のシステムのほうがずっと優れていると自画自賛しているわけです。
いかに少ないエネルギーで
快適な環境を作りそれを長く維持できるか
冬の室内の暖かさときれいな空気は
人の健康にとって必須のもののはずです。
間違っても暖房した空気を循環させたりしてはいけません。
次回はようやくデザイン、素材のお話
乞う、ご期待!

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