社長ブログケヤキの木の下で
2018年1月26日
歴代8位の寒さだった昨日の美濃加茂市
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
寒い日が続きます。
昨日の朝はマイナス7.5度を下回っていました。
もちろん家の中の仏間は0.6度
北の事務所は氷点下・・・
でも、南の事務所は16.1度
南の事務所は前日の11時頃まで薪ストーブを焚いていましたから
暖かさがまだ残っています。
ここ数日の寒さで
朝のリビングが10度前後、
トイレ、洗面は10度を下回っている家が数多くあると思われます。
日中も美濃地方の昨日の最高気温は2度ですから
家中蓄冷している家がかなりあるはずで
今朝、エアコンだけで家中暖房で来ている家はほとんど無いでしょう。
あるとすれば相当な我慢を強いられているかもしれません。
もちろんエアコンだけで家中暖かく過ごせる高性能な家も次々に建っていますから、そんな人は昨日はとても寒かったと言われてもピンとこないはずです。
多くの日本人は残念ながら家の中で寒さのストレスのない生活というものを経験していません、経験しているのはその寒さを我慢する、あるいは耐えるといったところでしょうか。
この寒さは風邪をひかなくても体には相当なストレスを与えているはずで、昨夜お風呂に入ったとき、冷えた体が暖かくてとても気持ちがいいと感じたら家の断熱が不足しているか暖房不足のどちらかでしょう。断熱が不足しているようなら断熱改修をすることで体のストレスも改善されるはずです。
気象庁のHPには過去の最低気温の記録が残っていて
岐阜市の最低気温はマイナス14.3度(1927年1月24日)
91年前ですね。
岐阜市は6地域、美濃加茂市は5地域
同じ美濃地方でも美濃加茂、可児、多治見といったあたりは
岐阜より寒くて最低気温も岐阜より2~3度低め
岐阜がマイナス14.3度だとこの辺りは何度だったのか興味深いところです。
岐阜市を除くと統計データーが70年代以降しか無い
多治見市の最低気温を見てみると
マイナス8度からマイナス9度なんてのは1980年代にかなりあります。
美濃加茂の最低気温も同様で既に昨日の気温(マイナス7.8度)が歴代8位で掲載されています。
ちなみに美濃加茂の歴代最低気温の第一位はマイナス8.9度(1986年3月1日)多治見はマイナス9.3度が最低気温(1996年2月3日)
このように冬の気温を統計で見てみることで美濃地方だけでなく自分の住んでいる地域の寒さの度合い、別の言い方をすれば程度といったものが分かります。その程度は自分が思っているより意外に低いものです。
家の中は寒いぐらいが体が鍛えられていいという方もいますが、体を鍛えるのは外で運動することでできます。暖かい家なら寒くも暖かくもできますが、寒い家では寒くしかできません、暖かくはできないんです。
Category
- 家づくりのたいせつな話(514)
- 雨漏れ(25)
- 高性能 省エネ(415)
- 温熱環境(207)
- 雑記(252)
- 新住協(新木造住宅技術研究協議会)(36)
- 室内環境(36)
- MOKスクール(28)
- 紙太材木店の考え(93)
- 建築巡礼(36)
- レイモンド(3)
- 耐震のこと(32)
- 手仕事 道具 機器(93)
- 断熱のこと(88)
- イメージ 仕上がり(72)
- 暮らし(177)
- 古い民家の再生(80)
- 経年変化(7)
- イベント情報(27)
- 換気(25)
- 結露(29)
- インテリア(20)
- メンテナンス(6)
- 紙太材木店の仕事(2)
- 素材(67)
- サッシの性能(51)
- 料理(141)
- 室内環境と健康(15)
- 庭造り(2)
- リフォーム(55)
- 現場レポート(184)
- 性能とデザインのバランス(17)
- 耐久性(3)
- 住宅医 ぎふ木造塾(22)
- 造作家具(25)
- 本の紹介(40)
- ZEH(3)
- 百年の家プロジェクト(45)
- 薪ストーブ(48)