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社長ブログケヤキの木の下で

2025年2月10日

寒いとエアコンが止まる

 

 

  • おはようございます、紙太材木店の田原です。
    今朝も粉雪が降っています。
    空はどんよりとした雪雲で、
  • 予報通り晴れるのか気になります。

 

  • 今シーズン一の寒波
    普段雪の少ない所や最近積雪の無かった地域でも
    雪が積もったり・・・
    日中でも10度を下回ったり
    何度も氷が張ったりと
    ここ1週間ほど寒い日が続いてますが、
    ストレスなく暖かく過ごされているでしょうか?

 

  • 最近はエアコン一台で暖房できますの家があります。
    温度差20度で
    Ua値で計算して2.8KWだからOKという
    乱暴な計算で煙に巻いているようです。
    これは家から逃げていく熱より
    エアコンから得られる熱が大きければ
    暖かいとして
    宣伝しているのですが、
    エアコン暖房で忘れていけないのは
    エアコンは寒いと止まる・・・運転を止めます。
    デフロスト運転と言います。
    暖房運転をすると室外機に霜が付きますが、
    そのままだと霜は氷に成長してしまいます。
    (もちろん動かなくなります)
    その前に霜を融かす必要があって
    融かしている最中がデフロスト運転。
    デフロスト運転で霜を融かしている時は、
    暖房運転をお休みしてます。

 

  • ここ1週間ほどなんでエアコンが
    こんなに頻繁に止まるんだ?
    故障か?
    でもしばらく放っておくと動きだすから
    何なんだ?
    エアコンが動いている時は部屋は暖かいけど、
    エアコンが止まると
    忍び寄るような寒さが・・・
    頻繁にエアコンが止まって寒いから
    設定温度を上げると、
    更に頻繁に止まる悪循環。
    デフロスト運転のその対策は
    なんと、寒いのに設定温度を下げる事・・・
    でも、残念ながら設定温度を下げても
    デフロスト運転の頻度が下がるだけで
    無くなるわけではありません。

 

  • エアコン一台なんていうHMの宣伝文句に固執せず、
    もう一台エアコンを設置して2台使いが賢明ですが、
    燃費は悪くなりますが
    寒冷地用エアコンの設置でも大丈夫です。
    もう一つ、
    室外機の霜の発生を押えることは
    設計上の工夫ですることができます。
    これが燃費を抑えれて
    暖かくストレスなく過ごせる方法で、
    体も懐も温かく過ごせます。
    方法は簡単で
    暖かい空気を室外機にぶつけて
    霜の発生を抑えること。
    なので住まいの設計時に
    対策を取っておく必要があります。
    抜本的に暖かさを確保するには、
    既に住んでいる場合は
    ・寒冷地用エアコンに替える
    ・もう一台エアコンを設置して
     2台使いをする
    ・他の暖房器具と併用する
    ・断熱改修をする
    高性能な住宅を建てているところでも、
  • デフロスト対策まではなかなか教えてくれません。
  • 新築検討者は慎重に考える必要があります。

 

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