社長ブログケヤキの木の下で
2015年8月7日
夏至と暑い時期にはズレがある もちろん冬も
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
足の甲にできたあせも(汗疹)
靴下を履くのをやめたら瞬く間に治りました。
石田純一ばりの素足生活ですが
やってみると意外に気持ちがいいんですね、
この蒸し暑さの中で靴下を履くというのが
いかに人間の生理に合わないかを体感した次第です。
足のあせもに悩んでる皆さんにおすすめの素足生活
是非、一度体感してみて下さい(^_^)
さて、暑い日が続きますが
住宅で室内に日差しが入ってくるのを避けるためには
いろいろな方法があります。
日差しを遮るということで
一番簡易的なものは庇あるいは軒といった
建物自体の構造で避けるもの
この時よく使われるのがこの図です。
美濃地方では
夏至の12時頃の太陽高度が78度
ということでその角度にあった
庇を窓の上につければ日差しは防げます
というものですが、
皆さんご存知のように
これでは無理があります。
第一に12時頃は防げても
2時、3時といった午後には太陽高度が下がりますから
日射の侵入は庇や軒では防げません。
もう一つ理由があります。
これは実務をされてる方も
見逃すケースがあるのですが
今年の夏至は6月22日
そうなんです、
既に45日以上前のこと
お盆の頃には太陽高度は68度と10度以上が下がっています。
もちろんそれに連れて
10時や3時の高度も下がってますから
庇や軒だけでは日差しは入りまくりということになります。
このように太陽高度と実際の暑さの時期にはズレがありますから
注意が必要です。
もちろん
既に勘のいい人はお気づきだと思いますが
冬も同じことが言えます。
冬至の太陽高度は31度
日差しが窓からこんな奥まで差し込みますと言っても
冬至は12月22日頃なのに対し
一番寒いのは1月末から2月初旬
その頃には太陽高度は10度も上がってます。
日差しを防ぐ工夫と
日差しを利用する工夫
そのことにより
実は冷暖房費がかわります、
みなさんが思っているより大きく。
住宅の性能を考える会社であれば
その数字を計算で出してくれますから
お聞きになってください。
専門的な言葉で言うと
年間冷暖房負荷
自然温度差というのも
ひとつの目安になります。
できるだけ出費を抑えて
暖かく、涼しい家をお考えの方には
押さえておくべき数字です。
ということで夏の日射対策
葦簀や外付けのブラインドが効果がありますし
ホームセンターで売ってる簡易的なオーニングも日差しを防いでくれます。
どれも一長一短がありますが
この暑さを我慢する必要はありません、
パッシブな家に住んでいる方の中には
汗をダラダラ流しながら
通風でなんとか大丈夫
なんて方もいますが
我慢も程々に、体調を崩しては元も子もありません。
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