社長ブログケヤキの木の下で
2023年5月19日
工務店環境
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日は暑かったですね。
朝から敷地調査でしたが、
汗が止まりませんでした。
その後役所に行き、
別の現場で重いサッシの
取り付けの手伝いをしましたが、
会社に帰ってくると
どっと疲労感が・・・
先日、岐阜市でクローズドな
現場見学会がありました。
鳳建設さんの現場です。
全館空調設計講座を
受けていた工務店や設計事務所で、
20名を超える参加者です。
出席者の半数以上が静岡県。
大阪や愛知からも来てますが、
圧倒的に静岡が多いんですね。
KKBでもお会いしている
工務店や設計事務所の方が多いのですが
静岡、特に浜松は
工務店や設計事務所の激戦区。
激戦区と言うと一昔前の
埼玉や栃木、群馬は
ローコストの激戦区などと言われてました。
浜松の場合は性能とデザイン
それに加えて大工仕事、
同時にコストも比較される
ある意味、
家を建てようと考えている方にとっては
とても工務店環境の良い所。
浜松が特にそうですが、
浜松の状況が周辺の地域にも影響して
静岡全体のレベルを
引き上げているイメージです。
きちんとしたものを建てなければ、
家を建てようとする人たちに
相手にされないエリアと言っていいでしょう。
必然的に工務店や設計事務所は
必死に自社を磨くしかなく
生き残っていくには
勉強するしかないわけで
それは技術面でもデザイン面でも
コストも性能でも問われます。
KKBの総会の時に誰かが
今の時代、工務店って結局日々勉強して
変わっていくしかない。
変わらなければ
社会にとって必要とされなくなる。
と言っていました。
必要とされない会社は
淘汰されることになります。
静岡組は新幹線で来てましたが、
懇親会も遅くまで参加され
貪欲に意見交換をしていました。
浜松や静岡で起こっていることが
恐らくこれから各地に広まっていくでしょう。
コストやデザインを優先し、
性能を二の次にした結果が
今の家余り。
どこかで誰かが
負の連鎖を断ち切る必要があります。
それには様々な人に
傷みや変革を求められますが、
覚悟を決めるしかありません。
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