社長ブログケヤキの木の下で
2011年9月4日
今日は一日打ち合わせでした
こんばんは
紙太材木店の田原です。
もうこんな時間になってしまいました。
今日は初めてのお客様と最初の面談
家づくりでどんなお話をするか
あるいはお客様がどんな想いを持っておられるのか。
いつも最初の面談の時には
緊張と楽しみとがいろいろ混ざります。
最初のお話では
お客様のお話を伺うことが多いのですが
一つだけ、
お伝えすることがあります。
それは住宅の、
家の基本性能についてです。
気密、換気、断熱、冷暖房システム
この4つが住宅の基本性能です。
この性能を満たした上での
間取り、デザイン、外観、素材・・・
となっていきます。
これから家を建てようとする人にとって
住宅展示場巡り
完成見学会巡りが
一般的でしょうか。
でも、完成した家を見ても
あまり違いは解りません。
正直に言えば、
私が見ても、完成した家を比較することは
ほとんどできません。
何を比較するのか
これが大事です。
床、壁、天井に使ってある素材?
無垢のフロアー
漆喰の壁・・・・・
といった素材や間取りで何を比較するのでしょうか?
もう一つ
担当した営業マンの人柄も
重要な要素になるかも知れません。
皆さんが建てられるのは家ですが
家を建てる監督でもなく
設計を担当する設計者でもない
営業マンで判断する。
そういう方も大勢みえます。
実際、家を建てられるた方で
担当した営業マンの人柄で決めたという方が
3割以上みえます。
はっきり言えば
営業マンの人柄と住宅の性能は何の関係もありません。
住宅の基本性能である
気密、換気、断熱、冷暖房システム
この4つの基本性能が備わっているか
その上での
デザインや、予算、間取り、外観、設備でなければなりません。
ともすれば、
デザイン優先
予算優先となりがちですが
ちょっと、立ち止まって頂いて
基本的に何が家にとって、
住宅にとって必要なのかを
冷静に考えなければなりません。
これからの時代
あなたが建てる家は
あなた個人の財産であると同時に
地域社会全体の資産でもあります。
あなたのお子さんが
新たな家を建てるのではなく
自分が育った家にずっと住み、
何代にも渡って住み継がれなくてはなりません。
住み継がれる家
それはデザインや間取りだけでは決まりません、
その家の持つ基本的な性能
気密、換気、断熱、冷暖房システムで決まります。
それでは
皆さん、また明日
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