社長ブログケヤキの木の下で
2020年6月1日
外構、植栽工事の大切さ
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
6月になりました。
2020年も今月で半分過ぎたことになりますが、
コロナの影響からかあっという間の事のように感じます。
少年老い易く学成り難し、は痛感するところですが
工務店をしていると
人老い易く住成り難し、を感じることもありますから、
早めの資金計画が大切です。
さて大門の家。
外構工事が終了したのにまだFBには載せていませんが少しご紹介します。
田舎では敷地の面積がある程度確保できますが、
市街地では敷地の面積はある程度制限されます。
駐車場を2台分とると庭スペースはかなり制限されてしまします。
道路から玄関へのアプローチやカーポートに加え、
お子さん達の自転車スペースも考える必要があります。
敷地が制限され更に
道路との高低差があると外構計画は、
建物を設計する段階から凡そのプランを考えておく必要があります。
特に玄関の位置は間取りに大きく影響を与えますから
設計の早い段階からアプローチをイメージしなければなりません。
今回の住まいは南と西が道路に面している角地で
以前の住まいは南側に玄関がありましたが
設計当初より西側に玄関を持っていくことと
北側に駐車スペース確保することを
住まい手は希望されていました。
課題は玄関ドアから道路まで2.5mですが
高低差は1.2mあることでした。
南の庭は作り込み過ぎないことが大切です。
構造物を作ってしまえば変えることは困難ですが、
植栽であればそれほど手間はかかりませんし
費用も押さえることができます。
何より、室内から緑が見えることが安らぎと落ち着きを与えてくれます。
前面が道路であっても木塀であれば視線は遮られますし、風も通ります。
この住まいはUa値0.31、Q値0.9、C値0.3の高性能住宅ですが、
今の時期、窓を開け放して通風していただくことに
何の問題もありませんし、
この季節の風は気持ちのいいものです。
近々、FBの写真に
川辺の家D、鵜沼山崎町の家と一緒に
この大門の家の外構工事も載せますので、
今しばらくお待ちください。m(__)m
外構工事前の写真
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