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社長ブログケヤキの木の下で

2012年7月13日

自然な素材を品よく仕上げる (2)

こんにちは、
紙太材木店の田原です。
また梅雨空に逆戻りですが、
蒸し暑さは倍増
現場で少し作業をするだけで
汗が滝のように流れます。
夕食のビールを美味しく飲むための
現場作業は楽しいですね♪♪
3時以降はなるべく水分を摂らないのが酒飲みのルールです。
というわけで、
午前中は大福町の家にDSDD搬入
(鉦や太鼓で探してもそこらには無い優れた換気装置、しかしいかに優れた装置でも
それが活躍できる環境でないと宝の持ち腐れ、一般の工務店が作った家で真似をして設置しても上手く働きませんのでご承知おき下さい)
道板や断熱材も搬入しましたから
シャツやズボンも汗でべたべた、
嘘を言えば1Lは汗が出たはずで
夜が楽しみです。
さて、
先日工場へ運び込みました。
7.12.2012 003.jpg
栃の一枚板
サイズは2.4mx90cm、厚さ9cm
一番幅広なところで1.1mありますから
重い!
小谷と二人で
車に乗せることが出来るか心配したほど。
割れや腐れも一部ありますから
カットしたり削ったりして仕上げる事になりますが
これに時間がかかります。
どの部分まで削るか
どこのラインでカットするか
木目と傷み具合を見ながら慎重に作業を進めていきます。
以前のこの木悪戦苦闘の末
こうなりました。
八百津町の家3のお宅です。
2.5 kengakukai 065.jpg
自然な素材を品よく仕上げる。
これは私たちの家づくりの一つのテーマです。
自然素材だから何でもそのまま・・
それでは工夫もデザインもありません。
時には大胆にカットする必要もあります。
部屋全体のイメージを作り上げるのが実は家具だったりするわけで
(このことを実は一般の方はご存知ない)
皆さんが思ってらっしゃる以上に設計者は家具にこだわります。
しかし、打ち合わせ中に家具予算をしっかり取っていないと
家具は現場監督やお客様任せになってしまい
外構工事と同じく工事の半ばにいざ打ち合わせと言っても
予算が無い!
と言う事で安直なものになりがち。
家具と外構工事は
資金計画段階でしっかり予算取りするのがプロの仕事
自然素材を品良く
断熱性能は北海道、東北基準
家具、外構プランも同時平行
手の届く価格
伸びてる工務店の最近の全国的傾向でしょうか。
それでは
皆さん、次回をお楽しみに。

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