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社長ブログケヤキの木の下で

2012年10月17日

鎌倉パッシブハウスの電気代

こんばんは
紙太材木店の田原です。
鎌倉のパッシブハウスの電気代が公表されているようです。
鎌倉パッシブハウスというのは
日本の国内で初めてドイツの基準をクリアした高い省エネ性能を持つ家で
設計者は森みわさん、施工は建築舎
そんな家の年間の電気代、気になりますね、
施工をした建築舎さんが公表しています。
分かり易く書くと
       使用電力量(kWh) 電気料金(円)
2009年 9月    315      5905
   10     456      7446
   11     392      6165
   12     415      6606
2010年 1     634      9351
    2     505      7107    
    3     470      6839
    4     520      7427
    5     462      7217
    6     410      6709
    7     562      9661
    8     542      10351
年間合計     5683      90784
月の平均     474kwh     7565円
年間の電気代代がほぼ9万円
オール電化、エコキュート、IHという仕様
エネルギー代がこれくらいしかかかっていないと言うのは素晴らしい事。
いまだにエアコン、炬燵に、ファンヒーター常備という新築の家もありますから
住宅の性能でエネルギーコストも20年、30年という期間で見れば馬鹿になりません。
実は、住宅屋としてはこの電気代以外に
室内(1.2階)、室外の温度と湿度が知りたい。
どんな生活環境でこのコストか?
いまどきどてらを着込んで火鉢と言うのはありえないが
じっと我慢でこの金額というのも無きにしも非ず。
オール電化だから暖房器具は恐らくエアコン
何度設定でその時の気温は?湿度は?加湿器は?
公表されてる数字だけでは分からない事、知りたいことが山盛り。
紙太材木店の
神戸町の家でもこの数字
同じようにオール電化、エコキュート、IH仕様(太陽光は載せていない)
Q値からすれば出来すぎの数字なので
ご家族には我慢しないで生活してくださいねと言ってあるが
普通に生活してますよというご返事
人によって普通が普通でなくなるので
研究者の立場からすると客観性にかける
というわけで
客観的な実測データが欲しいというのが本音。
さて、
そんなわけで省エネ住宅の設計法
新住協の勉強会で
西方里見さんを呼んで明後日に開催される。
半日缶詰だが、楽しみな勉強会。
それでは
皆さん、次回をお楽しみに。

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