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社長ブログケヤキの木の下で

2012年10月19日

西方里見さんの講義を受ける

こんばんは
紙太材木店の田原です。
本日は
 -省エネ住宅の設計法-
講師は西方里見氏
前回の鎌田教授についで
今回は西方さん
毎回豪華な講師陣で楽しみな講義であります。
ただ、豪華と感じるのは私のような人間だけで
一般の人には?
住宅の性能に興味のある方や
寒くない家が欲しいと思ってらっしゃる方の中で
住宅初心者を卒業された方
いろいろ勉強されてる方は
一度は講義を受けたいと思うはずの人達です。
内容は専門的なので割愛しますが
Q値=1W/m2Kを切る住宅の
断熱構造や換気システムが良く分かりました。
皆さんにも分かりやすいお話を一つ
夏の日射遮蔽
(窓から差し込む日の光が室内を暑くするので陰を作ること、例えば窓の外にゴーヤを植えたり、サッシの外にブラインドをつけたり)
これは開口部、つまり窓だけでなく壁にも有効
というわけで、
西側の壁や南側の壁を板張りにする事で
日射遮蔽になります。
もちろんただ単に板を貼るのではなく
ちょっとした工夫が必要ですが
これはデザイン的にも面白いアイディア
お金もあまりかかりませんから
早速新しいプランに反映の予定。
もう一つ
3.11で被害を受けなくても何日も停電した家が随分ありました。
暖房器具のないその家の外気が0度の時の室内気温は
Q値1以下では15~18度
Q値2では8~10度
Q値2以上では3~6度
C値も関係してきますが
家の断熱性能でこれぐらいの差がでますというお話し。
灯油も手に入らない
電気もこない状況だと
家の性能でこれぐらい差が出ます。
次世代省エネ基準クリア程度では
何日も寒さに震えることになります。
終了後、
金子社長からご紹介いただきしばし歓談
東北の人達は寒さで口を大きく開けずに話をされるので
マイクを使った講義が聞きにくかったのですが
目の前で話をするとそんなんでもありませんでした。
それでは
皆さん、次回をお楽しみに。

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