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社長ブログケヤキの木の下で

2014年7月4日

面接は作文 無いものは作るしかない

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
日々いろんな情報が発信されて
私の事務所にも
メール、DMは毎日のように来ます。
メールに関して言えばそれこそ山のように
恐らく皆さんも同様で
何か知りたい情報を検索して
お知らせメールを受け取る、にチェックが入っていれば
山のように・・
最新のリフォーム集客術・・
太陽熱活用で空調・給湯エネを5割り削減・・・
イノベーションを起こすリーダー力・・
売り切れ御免業務用アウトレット・・
これ以外にも個人的なものも入りますから
全ては見てられません。
結果ほとんど水にゴミ箱に行くことになります。
新築を検討中の方も
ネットで検索を始めた途端
あまりの情報の多さに
初めて海を見た気分ではないでしょうか。
この大海原でどうやって自分の建てたい家を探せばいいのか?
砂浜でしばししばし立ち止まるも
手立てはなかなか見つかりません。
ところで
就職活動中の大学生の皆さんは
どこへ行っても志望動機を聞かれます。
どうしてこの業界なの?
どうしてうちの会社なの?
うちに入って何がしたいの?
私もそうでしたが、
はっきり言って
まだそこで働いたことがないからわからないんだけど
というのが本音
正直な学生ほど就職活動に?
無いものを出せ、ウソを言えと言われてるような感覚に陥る
でも学生は
そんなことはいってはいられません。
面接相手の気持ちを動かすように
無いものをアウトプットしなければなりません。
その業界で働いたこともないし
そこの会社がどんな会社かもよくわからなくても
でも
そういうことは社会に出れば当たり前で
販売予測を立てる
新しい企画を上司に訴える
営業目標を立てるなどどれも同じ
無いものを伝えなければなりません。
工務店で言えば
まだ建っていない、これから建てる、誰も住んだことのない家を
お客様に対してアウトプットしなければなりません。
お客様の気持ちが動かなければ
家は建ちません。
無いものを伝えると言いましたが
全くないのではありません。
自分の頭の中でつくり上げたものがあります。
つまり簡単に言えば
作文・・・
ほかの言葉が浮かんできませんが
作文としか言い様がありません
ちょっと言葉が軽いと思われるかもしれません。
この作文のポイントは
私の業界で言えば
現代社会の中での住宅の役割、求められる姿、現状把握と未来予測
クライアントの考え
紙太材木店の考え
この三つを図面や言葉にして伝える。
みな自分の頭の中で考えて文章や図にしたこと
なので図面付き作文
最初の構成を単純にしておけば
枝はいろいろ伸ばせます。
学生の皆さんも
面接は無いものを出す作文と捉えると楽かもしれません。
社会に出れば毎度のように組織の中では行われています。
無いものが社会を動かす、人を動かすと言ったら言い過ぎでしょうか。
無いものを作り上げるんだという意思がとても大事です。
本日は就職試験に悩む学生さんに対するアドバイスになってしまいました(^^;)
本当は現代社会の中での住宅の役割云云から
ドイツのハウジングセンターの話をと思ってたのですが
脱線してしまいました。
この話は次回…。

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