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社長ブログケヤキの木の下で

2014年12月17日

ひと冬の暖房費の目安

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
12月になってから例年になく寒さが増してるような感じがします。
美濃地方で言えば
12月にまとまった雪が降ることはあまりなく
年を越した1月以降というのが例年のパターン
温暖化の影響で夏はより一層暑く
冬も寒さを増してるというのが実情でしょうか。
さて、家中暖房することを全室暖房といいます。
最近のほとんどの新築住宅はLDKが一体となった生活スタイルです。
そこに吹き抜けやリビング階段ととなると
LDKと吹抜け、階段、2階ホールは全て空間として
連続していることになります。
一昔前ならリビング8畳分の空気を温めればよかったものが
この現在の生活スタイルでは暖める空気の量はかなりのものになります。
次世代基準程度の断熱性で
この空間を温めようとするとちょっと無理があります。
エアコンだけでは足りず、ファンヒーター
プラス炬燵が必要でしょう。
全室暖房、
つまり、家中を暖房するというのは
上記に加えてお風呂、トイレ、寝室、子供部屋etc
どの部屋も室温の差が無い状態する必要があります。
次世代基準程度の断熱性で
全室暖房しようとすると
消費する暖房エネルギーは従来の2倍近くになります。
これではいくら全室暖房が快適で
健康にも良いと分かっても誰もしようとはしないでしょう。
でも、次世代基準で建てた人の多くは全室暖房を望んでいます。
次世代基準で全室暖房すると
従来の2倍の暖房費
半分になるような断熱性のある家を建てても暖房費は以前と同じということになります。
ということは
四分の一になるような家を建てれば
全室暖房をしても暖房費は従来の半分ですむ、ということになります。
こういった家を作るために
断熱材は
サッシは
換気装置は
気密性能は
冷暖房システムは
といったことを考える必要があります。
これらは全て計算で求められますから
暖かい家に住みたいと思われる方は
担当者に聞いてみましょう。
全室暖房したときのひと冬の暖房代はいくらかかりますか、
それは一般住宅(次世代基準の家)の暖房費の何%になるのですか?
ひと冬の灯油代が以前の半分になって家中どこでも暖かい
そんな生活をしてる人が実はたくさんいます。
美濃地方で
次世代基準、120m2の家で全室暖房すると
年間灯油消費量は576L必要です。
ということは
全室暖房で四分の一にしようとすると
年間150L程度が目安ということになります。

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