HOME >> ケヤキの木の下で

社長ブログケヤキの木の下で

2016年10月5日

断熱材をきちんと入れる、という意味がわかるサイトのご紹介

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
台風の東へのカーブは徐々に北上してるようで(美濃から離れる)
どうやら首の皮一枚でセーフのような美濃地方です。
さて、
FBで私が加入している
K.K.S.K【健康 快適 省エネ住宅研究会 in関西】
公開グループですので誰でも閲覧できますし
管理者は天野さん、松尾さん、西方先生の3人ですから
住宅の温熱環境や維持保全のエキスパート
タイムリーな更新は住宅建築の実務者には
とても重宝なサイトです。
メンバーには日本住宅の温熱環境のエキスパートが目白押し
だけでなく構造やデザイン、ジャーナリストなどなど
新築をご計画されている方なら
どこかで聞いたような名前がたくさんあります。
友達の友達はなんとかで
結構、横のつながりがあるんですね。
そこで昨日紹介されていたのが
KIKUZAWAさんのブログ
断熱材に付着した黒ずみについて解説されてますが
とても分かりやすく
断熱材の取付け方がいかに大切かがわかる内容になっています。
以前もお話ししましたが
断熱材は入れればいいと言うものではありません。
入っていればいいだろう!
ではないのですが
実際に断熱材を取り付ける大工さんのなかで
きちんとした施工方法を知っているのは一握りなのが現実ですし
その大工さんを管理する現場監督でさえ知っているのは一握り
更にその監督を監理する設計士で知っているのもまたごく少数
(設計監理を設計事務所がする場合)
・・・・・
私の感覚からすると
大工さんで知っいてこちらが何も言わなくてもきちんとできるのは5%
監督だと知ってていて指導できるるのは10%
設計士で知ってて、監督を監理できるのは3%
ちょっと厳しい数字でしょうか
そもそも設計士や現場監督、大工さんが断熱材の入れ方や
気密の施工を知らないから監理できないのが実情なんですが
ご紹介したサイトをご覧になれば何となくお分かりいただけるかもしれません。
左の断熱材の入れ方はどこが悪いの?
と聞かれてもほとんどの実務者は答えられません。
今の日本ではこと断熱や気密については
多くの場合、設計者と現場監督と大工
この三者を監理する誰かが必要で
それはモノづくりにこだわった工務店の親父ぐらいしかいないんじゃないか
と言うのが仲間内の認識です。(自画自賛かも(^-^))
国ももちろん実務者に対して講習を行っていて
住宅省エネルギー技術者講習なるものがあり
多くの人が講習を受けてますが
講習の受講が補助金の条件などになったりしていて
動機については?な人も多い
ご紹介したサイト
実務者だけでなく一般の方にも見ていただきたい内容です。

ちなみにKIKUZAWAさん、新住協の会員です。

Archive

ご相談予約
資料請求