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社長ブログケヤキの木の下で

2025年2月24日

高気密高断熱のその先へ

 

  • おはようございます、紙太材木店の田原です。
    朝は氷点下の日が続きますが、
  • いかがお過ごしでしょうか。
    2月も今週で終わり。
    日中は暖かくなる予報ですが
    朝晩の冷えはまだしばらく続きそうですね。

 

  • 建築知識ビルダーズの編集長の木藤さんが
    FBで自邸が75m2以下の為、
    長期優良住宅の基準に満たないことを嘆いて(怒って)
  • いました。
    75m2の広さは平屋の場合にかかる制限です。
    もちろん2階建てにも広さの制限があって、
    その場合1階は40m2以上という規定があります。

 

  • 最近は平屋ブーム。
    来月断熱、気密の見学会を行う可児の家Cの
    分譲地でも
    6宅地の内4軒は平屋。
    NHKのクローズアップ現代でも
    平屋が取り上げられていましたが、
    平屋がブームな理由の一つに
    2階建てに比べ階段がない、廊下が少ない
    なのでその分の費用が掛からない
    なんてことを挙げていました。
    同じ面積なら
    基礎も屋根も2倍になることはスルーしていましたから、
    建築屋から見れば??な内容でしょうか。
    Ua値や断熱性能等級を基準にすると
    価格の事は別にして
    平屋でも気になることはありませんが、
    暖房負荷や冷房負荷を基準にすると
    年間の暖房費や冷房費は
    2階建ての方が
    南面からの日射を利用できれば
    圧倒的に有利になります。
    もちろん、設計の工夫や
    冷暖房負荷の計算が出来なければ
    絵にかいた餅ですが・・・
    平屋ありきのプランでは
    冷暖房負荷の違いも分かりませんし、
    設計者が提案しない場合もあります。

 

  • 前回、4月の基準法改正で
    構造計算や省エネ計算の義務化で
    相当混乱が予想されるとお伝えしましたが
    実は、平屋はその対象外
    何故なのか?
    この平屋ブームの火付け役は?
    分からないことが多くありますが
    住まいの省エネ性は
    Ua値や断熱性能等級ではなく
    冷暖房負荷で判断するのが基本です。

 

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