HOME >> ケヤキの木の下で

社長ブログケヤキの木の下で

2015年11月13日

家庭のエネルギー消費コンサルタント

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝のニュース
環境省の丸川大臣が新しい火力発電所の建設計画に反対を表明するとか
二酸化炭素の削減(天然ガスの二倍排出)計画に支障が出るというのが理由
小さな国で原発に何かがあれば取り返しがつきませんから
自然エネルギーの活用にもっと多く予算を配分していただきたいものです。
昨日は、木Pointでこれからのエネルギーを考える勉強会の3回目
といっても
住宅のエネルギーのことです。
というわけで
ノーリツが売り込みに来ておりました。
自然エネルギーの利用というと
太陽光パネルが今では普通ですが
30年ほど前は屋根の上にのってる太陽熱温水器が主流でした。
販売会社の強引な営業姿勢が社会問題化して
自然エネルギー利用の雰囲気が一気に冷めてしまった印象があります。
ノーリツが売り込みに来ていたのは
太陽熱利用システムで
簡単に言うと
屋根面に集熱パネルを設置して
温水を作り、それをエコジョーズ(給湯器)に回してお湯を作るというもの。
冷たい水を40度に温めるエネルギーと
30度程の水を40度にするエネルギーを比較する訳ですから誰でもお分かりになります。
昔と違って真冬でも平均30度のお湯ができるほど
この30年で進化してきてたんですね。
年間の消費エネルギーもエコキュートに比べると
このシステムの方が少ない
(エコキュート23%削減、太陽熱温水システム33%削減)
実は家庭で消費されるエネルギーの第一位が給湯
つまりお湯を作ることに一番たくさんエネルギー(お金)が使われていて
暖房はその次なんですね。
給湯利用は
住宅本体の性能とは関係がありませんから
(厳密には寒い家はお風呂で温まろうとして大量のお湯を消費プラス長湯になりますが
高性能な家では暖かいのでシャワー程度済ますのでお湯の消費が少ない)
どんなスカスカ住宅でも設置すれば効果があります。
この数年の電気代の値上がりは誰でも感じているところ
原発は心配だし
と言って天然ガスや石炭で電気を作ると
電気代がこれからも上がる心配がある、
同時にガスは高いイメージがあるし・・・
どうすれば?
毎月返済するローンにプラスして
電気代やガス代、灯油代といった
ランニングコストはできるだけ少くしたいもの
ローンが少なくても
家庭で一番消費される給湯用のお金や
暖房代が高ければ
トータルでの生活費はかなり家庭によってかなり変わってくる。
30坪、4人家族、外観は全く同じ家でも
給湯、暖房、冷房にかかる生活燃費の額が全く違うというケースが
これからは出てくるはず。
ということで
お悩みの方は
家庭のエネルギー消費コンサルタント(そんなのある?)に
ご相談ください(^_^)

Archive

ご相談予約
資料請求