社長ブログケヤキの木の下で
2015年5月22日
盛況だった住宅性能の勉強会
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝も快晴
気持ちのいい朝です。
昨夜は建材屋さんの勉強会
前回は断熱、今回は気密
次回は換気システム
日本住環境という住宅の
高性能住宅向けの住宅資材を作っている会社から講師の方が来てました。
意外に便利な製品もあって
紙太材木店でも以前からこの会社の製品を使っています。
出席者は30社近くありましたが
実はこれは凄いこと
以前でしたらこの半分もいなかったはずです。
つまり、気密や断熱の必要性が
一般の工務店にも浸透してきていることを示しています。
もちろん、国の施策というのもありますが
サッシメーカーの動きやこのような建材屋さんが開催する勉強会などで
住宅が性能の時代になっていることが
伝わっている結果だと思われます。
もちろんまだHPや住宅雑誌の広告に性能を前面に出して
PRしているところはありませんが
数年のうちにこれらの媒体の広告は
性能競争の感を呈してくると予想されます。
このように工務店業界でも意識の変化があるのですが
講師の方の質問などから
この美濃地方で実際に性能面で動いている会社は1割に満たないことがわかります。
ですから講義の内容も基本的なことが中心になりますが
出席者の意識変革にはとてもプラスになったようです。
ということで
美濃地方の工務店も性能重視の必要性を認識していますが
まだその一歩を踏み出したばかり、
HPやセールス段階ではまだそんな話をできる状況ではありません。
しかし、数年後には確実にそちらの方向に皆が向いているでしょう。
私もうかうかしてられなくなりました。
一般の建築予定者の方で気づいている人は少数ですが
時代はゆっくりしかし確実に動きはじめたということが実感できた勉強会でした。
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