社長ブログケヤキの木の下で
2024年9月30日
新住協の総会では
- おはようございます、紙太材木店の田原です。
9月も最終日。
明日から10月、今年も残り3か月。
- 今週は新住協の総会が香川県の琴平で開催されます。
推進会員の各メーカーの展示ブースもあり。
サッシや断熱材、換気装置をはじめ
高性能な家づくりに欠かせない資材メーカーの
ブースもあったりで今から楽しみです。
今回は木製サッシメーカーの参加も多いですし、
YKKもAPW631(木製サッシ)で参加します。
サンゴバンもECLAZ(イークラッツ)で参加予定。
総会では毎回
新住協の会員の建てた家の
バス見学ツアーがあるのですが、
今回のツアーでは佐藤の窓の組立工場の見学も入っています。
もともと佐藤の窓は
工務店でもあるパッシオパッシブの佐藤さんが
新規の事業で始められたもの。
今回はパッシオパッシブの
モデルハウスにも行く予定です。
- 鎌田先生の基調講演もあるのですが、
実は一番の目的は全国の工務店の皆さんとの
交流の場である懇親会です。
昨年の青森に続き、今年も温泉旅館スタイル
琴平温泉が会場なんですが、
以前は丸いテーブルを8~10人が囲むスタイルでした。
温泉スタイルは100畳敷きの畳の宴会場。
お膳を前に浴衣スタイルという昭和な宴会ですが、
椅子にテーブルより
勝手に移動して座り込めるので、
この方が込み入った話ができるんですね。
次年度の総会の開催場所は
毎年この総会の締めで発表されます。
総会の前の理事会で審議して決めるのですが、
今回の総会をどこで開くか
コロナ明けと言うこともあって決まっていませんでした。
なので今回香川で新住協の総会を開くことも、
青森の温泉宿の昭和な宴会場の片隅で決まりました。
- 展示品やモデルハウスなど
最新のものや設計や施工などを見ることは大切ですが、
その裏にあるもの
あるいは意図と言ったものは
結局その人とコミニケーションをすることで
より多く得られます。
世間では
高断熱高気密
あるいは
高性能住宅と言われていますが、
会員の中ではそれは普通の事なので
一般に言われるようなUa値やC値が
どうのこうのと言う話しはありません。
話しの中心になるのは
その先にある
デザインや耐久性
コストや施工性
あるいは
性能も質も落とさない
大型パネルでの生産性の向上
気候変動対策や
猛暑が続く中での空調の在り方など
話題には事欠きません。
ある意味、次の時代の家づくり討論会でしょうか。
- 2025年には建築基準法が改正されますが、
省エネ基準などは欧米から20年遅れていると
思っていいでしょう。
改正されてもまだその水準であることを
知っておく必要がありますし、
2030年までにもう一度
省エネ基準の改正があることも覚えておく必要があります。
次の時代の家づくりというと
自分自身は関係ないように思われるかもしれませんが、
次の時代と言うのは20年から30年先ですから
今年家を建てる方たちの家ももちろん対象になります。
次の時代の家は
お子さんたちの世代が
喜んで住み継いでくれるような
家である必要があります。
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