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社長ブログケヤキの木の下で

2021年1月8日

寒い、美濃地方…


おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝は予報通り冷え込んでマイナス5.1度の美濃地方。
NHKが札幌はマイナス4.4度と言ってましたから、
なんとなく勝った気がします(笑)
事務所の中も15度台で上着が無いと寒く感じます。
ニュースでは
新潟と秋田で大規模な停電が起こっていると報じていて、
インタビューを受けた男性が
家の中では暖が取れないので車の中に避難すると言ってました。
もし美濃地方で同じような停電が起こったら、
最近建てられた家では暖房はエアコンかファンヒーターですから
どちらも使うことができません。
開放型の灯油ストーブなんて恐らくここ10年以内に建てられた家ではお持ちでないでしょうから、
やはり車に避難でしょうか。
ただ、車の中もとても横になって眠るということはできません。
小さなお子さんのいる家庭では大変な思いをすることになります。
開放型の灯油ストーブ
一昔前の家であればどの家でもありましたが、
ファンヒーターが発売されてからは多くが駆逐されました。
実は紙太材木店の北事務所では今でも使っています。
この手のストーブは電気ではなく電池で発火させますし、
電池が無くてもマッチがあれば火は点きます。
調べてみると暖房出力は5Kwほど
6畳用エアコン2台分程度の出力はありそうです。
停電していると換気装置も止まります。
一昔前のスカスカ住宅ではありませんから
そこそこ気密の取れている家では、
30分に一回程度は窓開けの換気が必要です。
万が一の災害に備える意味では
開放型の灯油ストーブも一つの手ですが、
基本は家の断熱性をきちんと確保しておくということになります。
東日本大震災の時も何日も停電した東北地方では、
高断熱の家では停電していても過ごせたことを
南雄三さんがreplanで
「ライフラインが絶たれた時の実態調査報告」​として書かれています。
さて、停電になっても長くて数日なら我慢できると考える方も多いと思いますが、
美濃地方でエアコン暖房での多くの方の悩みは恐らくデフロス。
つまり、霜取りでエアコンが止まると急激に室温が下がることでしょうか。
となるとエアコンでは十分な暖が取れないので、
そこそこの性能の家でもファンヒーター併用ということになります。
年末から私のブログの「エアコンの室外機の霜・・」へのアクセスが急増してますが、
残念ながらそこには解決の方法はかいてありません。
建てる前の設計段階であれば何とかできますが、
建ててしまったのであれば
寒冷地用のエアコンの設置くらいでしょうか。
消費電力はそれなりに上がりますがデフロスの頻度は低下します。

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