社長ブログケヤキの木の下で
2021年1月20日
不都合なデフロス 計算とおりには…
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
美濃地方、昨日は晴れてましたが
冷たい風が吹き荒れ、体感温度はマイナス。
今朝もマイナス3.9度ですが、高山市内はマイナス11.1度とか…。
それに比べれば恵まれています。
外を歩いても、
マイナス2度とマイナス4度の違いはあまり感じませんが、
室内の温度低下は
-2度と-4度では随分違います。
昨夜は10時頃まで薪ストーブを焚いてましたが、
今朝の事務所の温度は13.4度で、上着なしにはいられません。
さて、相変わらず
エアコンの室外機の霜についてのブログのアクセスが断トツです。
かなり多くの方がエアコンが霜取りで止まってしまうことに、困惑されているようです。
ここ数年暖冬であったことや
エアコンで十分暖まります、なんて言う営業マンのセールストークを
素直に信じた結果、
「エアコン、寒いときに止まっちゃうから寒い」
「デフロスで止まってる間が長いからその間に室温が下がって寒い」
どうしたらいいのか?という訳です。
残念ながらどうしようもありません。
しかし、寒さは健康性に関することですから
実務者の立場としていくつか選択肢を挙げると
・寒冷地用のエアコンに変える
・炬燵を併用する
・灯油のファンヒーターを併用する
・ひざ掛け電気毛布を使う
エアコンだけで暖房しているということは
省エネ基準程度の断熱性はあるでしょうから、
上記の対策をとればそれなりに暖かく過ごせます。
どれにするかはあなた次第。
最近は、エアコン一台で家中くまなく暖房というコピーもあります。
Ua値で家から逃げていく熱を計算し
エアコンで逃げた熱量を補う。
エアコンの熱量が家から逃げた熱より多ければエアコン1台で暖房できるという訳ですが
30分に一回、デフロス(霜取り)でエアコンが10分間止まると
1時間に20分、停止していることになります。
エアコンの出力2.2KWhのhは1時間と言う単位ですから、
20分止まっているとその間の出力は無いことになります。
デフロスを考慮した暖房能力の表記ではありませんから
計算通りにはいきません。
寒い冬を暖かく、ストレスなしに健康的に
同時に省エネで暮らすには…
工務店の親父には考えることは沢山あります。
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