社長ブログケヤキの木の下で
2022年6月8日
遺された木材
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
快晴で気持ちのいい朝です。
昨日は亡くなられた住まい手さんの家に伺って、
木材の引き取りをしてきました。
一緒に薪ストーブの薪になる木を倒しに行ったり、
ハゼ釣りに行ったりしたことが思い出されます。
数年前に亡くなられていますが、
奥様からご主人が趣味で集めていた木材を、
引き取ってほしいと依頼されていたもの。
一般の方でも、
趣味で木材を集めているという方が一定数おられます。
一般の方でも入札に参加できる木材市場で、
保証金を払って参加されていました。
様々な種類の木材を集めるということが趣味なので、
その木材を使って何か作ろうとか
それを売ろうという考えはありません。
空想の中でこうしよう、
ああしようを楽しむというわけですから
集めた木材は年月とともに、増えていきます。
田舎ですから敷地は十分広く、
どこでも、どれだけでも
置いておくスペースはあります。
もちろん、敷地のない人でも
このような趣味を持っている人は
木材市場の一角に置き場を借りてます。
MOKスクールを主催していた亡くなられた三澤康彦さんも
大量の木材ストックお持ちでしたが、
三澤先生は趣味と仕事が両立してました。
広葉樹を主体に相当程度持っておられましたが、
多くをフローリングに
加工しておられたと記憶してます。
今回、頂いてきた木材も広葉樹です。
現代の住まいで無垢の広葉樹を利用しようとすると、
主に床材、カウンター、
ダイニングテーブルなどでしょうか。
大事なのは乾燥です。
1も2もなく乾燥が必要で、
反りや捻じれ、割れは、
木材が大きくなればなるほど顕著になります。
大切な住まい手の方から頂いた木材ですから
いろいろと空想しながら、
利用方法を考えてみたいと思います。
空想だけにならないようにしなければなりませんが
先ずは置き場所の確保でしょうか。
上の写真の山が5つほどできそうで
倉庫の整理に時間がかかりそうです…。
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