社長ブログケヤキの木の下で
2016年10月28日
無垢の木の手入れ 自然な素材を使えば手入れが必要
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
来週からは寒くなりそうな美濃地方
予報では朝の最低気温は10度を切るようです。
さて、本日は川辺の家Cの荏油塗り
最近は無垢の木を使うHMも多くなってますが
自然の無垢の木を使えばそれでOKではありません。
ちゃんと手入れをすることが大切です。
ひと手間かけることで全くその表情は違いますが
このひと手間がそれなりに手間なんですね。
無垢の木、例えばフローリング
ウレタンが既に塗ってあるものが大半ですが
無塗装タイプのものもあります。
オークでもチェリーでも堅木は大半が二つのタイプがありますが
桧や杉、パインなどは無塗装です。
こちらは、土岐の家のフローリング
塗ってる最中ですが
右側に雑巾がけをしたわけではありません。
材はラーチ、カラマツのことです。
手入れがしてあれば
1年しないうちに落ち着いたツヤが出てきます。
建具にも同じことが言えますから
せっせと塗ります。
階段や吹抜けの手摺も無垢の木をつかいますから荏油塗りは必須
下の写真は工事中のもの
これは同じ手摺の2年後のもの
きちんと手入れをすれば木は答えてくれます。
お引渡し前に紙太材木店で一度塗りますが
その後は住まい手の方の意識次第
カラ拭きと同じ感覚で拭いていただければそれでOK
最初の2年ほどの間に2.3回
以後は5.6年に一度でいいでしょう。
奥様一人でする必要はありません
荏油は自然の油ですから手についても問題ありません、
お子さんも含めてご家族皆ですることに意味があります。
大事にすればそれに応えてくれる
本物を見る感性も磨かれます。
それは樹脂のシートに木目が印刷してある建材では得られないものかもしれません。
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