社長ブログケヤキの木の下で
2010年5月24日
垂木取付の詳細
おはようございます
紙太材木店の田原です。
昨日は八百津町のH様とお打合せ
私の設計ではめずらしい、
片流れの家です。
頂側窓を取り付け
夏の涼しい自然風の取り込みも期待できます。
設計契約を頂きましたので
今週から早速実施設計に取り掛かかる事になります。
着工は8月頃の予定です、
皆さん、楽しみにしていて下さいね。
さて、
先日お話した
丸い垂木を垂木掛けに取り付ける細工ですが
垂木を差し込む深さは約1センチ
垂木は自然の木ですから
一本一本全て形や大きさが違います
そのため番号を振って
どの垂木がどの穴に取り付くか
わかるようにしておきます。
穴は垂木の勾配にあわせて斜めに彫られています。
ちょっと分かりにくいですが
穴に差し金を立ててみました
差し金は穴の上端に当っていますが
底の部分は穴の側面との間に隙間があります。
試しに垂木を一本取り付けてみましょう。
垂木は垂木掛けに
このように取り付きます。
もう少し
接続部分をアップで見てみましょう
鉛筆で垂木に2番
垂木掛けの穴に8番の番号がつけてあります。
番号が違うのでしっくりと合ってませんね。
垂木掛けの斜めに落とした上端と
丸い垂木の上端には12ミリほど
段差がありますが
これはこの厚みの細い横桟を入れるためです。
垂木の上に横桟をいれ
その上に化粧の裏板を貼ります。
水曜頃まで雨模様ですので
玄関の庇の組立ては木曜頃になりそうです。
組立ての時は
また皆さんにご報告させて頂きますので
楽しみにしていてください。
それでは皆さん
また明日。
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