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社長ブログケヤキの木の下で

2023年4月24日

メンテナンスと保証


おはようございます、
紙太材木店の田原です。
自作のベーコン、手間はかかりますが
スーパーのベーコンよりも
見た目は叉焼に似てます。
違うのは香り、
何よりベーコンだと感じさせてくれます。
私達の周りには様々なものが溢れていますが
それが本来どういうものか
あるいはどうあるべきものか
食べ物だけでなく
住まいにおいても
知っておくことが大切です。
住宅でも様々な素材や資材が使われますが
代用品として進化するものもあれば、
全くの新しいものとして登場するものもあります。
使われる素材や資材が
本来どういう目的で使われていたのか
どういう変遷を経てそうなったか?
住まい手のためか
それを製造する側の都合でそうなったのか?
スーパーのベーコンも
消費者のためにあのような姿になったのか
食品メーカーの都合でああなったのか
もちろん、すべてがと言うわけでは無く
ピンからキリまであるわけで、
それを選ぶのが消費者と言うことになります。
住宅でも
資材メーカーや工務店、
設計者やHMの都合で、
と言うものが
多くあります。
全てを否定はできませんが、
自分の軸足をどちらの側に
より多く置くかで
住まいの方向性が決まります。
そのような想いと予算の狭間で
もっと上手にできれば
悩むこともありませんが、
それが幾つになっても難しいと感じる…
住まいでも
自分の身の回りのもので
あるいは容易に手に入るものが
使ってあったり、
作ってあったりすれば
自分で修理したり、
身近な人に頼んで修理もできます。
工業製品でできているとなるとお手上げです。
建てたHMでなければ、手が出ないとなります。
型式認定の住宅などの構造は、
メーカーでなければ分かりません。
住まいのメンテナンス
その家を建てたHMしかできないと言うのは、
おかしい話しです。
これからの家は
60年、70年あるいはもっと長期に渡って、
使われていくべき国民の社会資産です。
次の世代、あるいはその次の世代も
容易に手に入る資材や素材、
普及している技術で建てられるべきもの。
特殊な技術や工法では
容易にメンテナンスとはいきません。

20年保証や30年保証
あるいは50年保証
これは住まい手のためか
HMの都合か
どちらに軸足が置いてるか
よく考える必要があります。

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