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社長ブログケヤキの木の下で

2011年3月4日

だからと言って床暖房ではありません

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今日も冷え込みました、
昨日は薄氷でしたが
今日はちょっと厚めの氷でした、
あっという間の週末ですね。
昨日の午後は月一回の全体会議と清掃
薪を運んだり、駐車場の水溜りを
コンクリートで埋めたりと
久しぶりの筋肉労働
ようやくお尻と内股の筋肉痛が取れたと思っていたのですが、
またぶり返すかもしれません。
さて、昨日のブログの続き。
現代の住宅では
断熱、気密、換気が家の基本性能を左右しますが、
暖房機もセットで考える必要があります。
知っておいて頂きたいのですが
この辺り(美濃地方)では
暖房の主体は灯油のファンヒーター
エアコンだけでは室外機が霜取りで停止してしまい
なかなか部屋が温まりません。
そこで、灯油の出番ですが
ファンヒーターを室内で点火すれば
水蒸気とともにCO2(二酸化炭素)もでます。
30分もすればその部屋のCO2濃度は3000PPM以上
ビル管理法で労働者の職場での
CO2の濃度の上限は1000PPMですから
その3倍ですね。
居間で家族でTVを見ながら
上限の3倍以上のCO2を吸う事になります。
そして、寝室で家族4人で
布団を並べて寝ると
その寝室のCO2濃度も3000PPM以上になります。
24時間換気装置があっても
気密がきちんと取れていなければ
それは絵に描いた餅です。
気密が取れていなければ
換気扇周辺の空気だけが入れ替わり
寝室の給気口からは
新鮮な空気は入ってきません。
こういう家がまだまだたくさん建て続けられています。
推奨される対策はというと
部屋ごとに給気口と排気口を持つ
第3種換気をし
寒くなるから熱交換の出来る換気扇をつけるというものです。
昨日お話した熱交換の出来る換気扇です・・・・
これから家をお建てになる方は
室内の空気環境について
もっと敏感になる必要があります。
汚れた空気やCO2、水蒸気、ハウスダスト、VOCは
循環させてはいけません、
一方通行で速やかに出て行ってもらわなければなりません。
家の基本的な性能は断熱、気密、換気で決まります。
それでは
皆さん、また明日

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