社長ブログケヤキの木の下で
2011年4月29日
寒いお風呂と脱衣室
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今日から連休がスタートですね。
快晴で気持ちのいい日ですが、
キーボードを打つ手が冷たくなってきたので
またマキコDXに火をつけてしまいました。
暖かく過ごしていると
寒さに敏感になると同時に
暖かさに鈍感になる
あるいは満足できなくなるのかもしれませんね(笑)
さて、先日
国別の浴室での死亡率のお話をしましたが
全室暖房の家以外
お風呂や脱衣室も居間と同じくらい暖かい家は
あまりありません。
個別に脱衣室に電気ストーブを設置したり
お風呂に換気乾燥暖房機を取り付けたりされてますが、
使用してみて電気代のあまりの高さに
びっくりされる方が多いのも事実で
せっかく取り付けたのに
使用されていない家も随分あります。
お風呂で亡くなる方が
諸外国に比べて突出して多いのは
先日の表で分かりますが
では実際何月に多いのかというグラフがこれです。
12月 1月は
8月の10倍以上の方が亡くなっています。
これは東京の例ですが
浴室や脱衣室の暖かさが
健康に及ぼす影響を
はっきり見ることが出来ます。
地域格差もあり
もっといろいろ資料を調べると
北海道や青森では
浴室や脱衣室で亡くなる高齢者が少ない事もわかります。
これは逆にそれらの地域では
脱衣室や浴室も暖かくせざるを得ないためと考えられます。
寒い地域のことではなく
東京でも寒冷期には
浴室や脱衣室の暖かさが
健康に影響を与えていますから
ほぼ日本中で同じようなことが起こっているはずです。
お風呂や脱衣室、トイレの暖かさは
暮らしやすさだけでなく
健康と言う面からも
とても大事です。
ドイツの18倍
韓国の4倍もの方が
お風呂でなくなっています。
ユニットバスにしたから
新しく家を建てたから
お風呂や脱衣室が暖かくなるわけではありません。
びっくりする電気代を払って
暖かくするのではなく
基本的な性能の向上で対応できる事です。
最低でも第3種セントラル換気システムが設置してあれば
多くの人がより快適に長生きできたはずですが、
まだまだ寒いお風呂や脱衣室が
日本では作られ続けています。
それでは
皆さん、また明日。
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