社長ブログケヤキの木の下で
2017年4月14日
信頼できる住宅の専門家
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝は5度の美濃地方
朝はまだストーブが必要ですが
今日、日中は20度とか
気持ちの良い日になりそうです。
さて、世の中には専門家が数多く存在します。
お金や経済に関することであれば
エコノミスト
ファンドマネージャー
ファイナンシャルプランナー
ストラテジストなんてのもありますし
自動車やバイクについても評論家が存在します。
おおよそ業界ではそれなりの
客観的な意見や批評を専門的な立場から発している人や団体がいます。
何かの商品を購入しようとするとき
専門的な知識を有して
偏らない客観的な立場からの意見を参考にできる
というメリットがあるのですが
こと住宅に関しては?でしょうか。
もちろん住宅についての専門家は建築家をはじめ数多く存在します。
しかし一般の方が住宅を購入しようとしたとき
参考にできる客観的な意見にはなかなかたどり着けません。
一般のこれから住宅を建てようとする方が情報を収集しようとするとき
信頼できる専門家をどうやって見つけたらいいか?
大切なのは住宅業界の動きや住まいそのものに
謙虚な姿勢を持ち続けていることでしょか。
住宅のある一部分だけを切り取ってその優越性を声高に叫んでも
住まいは何十年にも長期にわたって使われるわけですから
その視点に耐えられるものでなければなりません。
この業界では自分達の工法が何より優れていると考える方も多くいます。
先入観や思い込みが激しく自意識の高い人は、
時に変化を受け入れることができず固まっているケースが間間見られます。
また、住まい手の方には予算がありますから
その予算の中で可能な有益な情報や最適な住環境が
どんなものかを提示できることでしょうか。
性能やデザインは大切ですが
本人が納得しないかぎり押付けになってしまいます。
住宅の専門家であれば
与えられた予算の中でベストな住環境を考えるのが仕事です。
過去から今現在も多くの住宅の工法や手法がありますが
その隆盛や衰退を見ると
長期に渡る視点に耐えられるかが一つのポイントだと分かります。
世の中には自称住宅の専門家が数多くいますが
信頼できる専門家はそれほど多くいるわけではありません。
上の視点に立ってみてみるとおのずと見えてくるものがあるはずです。
ガラス向こうのLDK 下麻生の家
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