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社長ブログケヤキの木の下で

2017年8月28日

住宅初心者の方が検討すべき考え方

おはようございます、
紙太材木店の田原です。

木製防火雨戸 本荘中ノ町の家
今週で8月も終わり、学校も新学期が始まるようです。
最近の夏休みは8月一杯じゃなくて早めに始まるようですね。
ゆとり教育の反動かもしれませんが
お子さん達には夏休みぐらい十分に遊んでもらいたいものです。
さて、最近はネットで何でも自分で、自宅だけでなくどこでも
いろんなことを調べることができます。
スマホがあればベッドの中でもトイレでもOK
住宅初心者(これから家を建てると決めた方でいろいろ調査し始めている段階の方)も
Web上で調べるわけですが
陥りやすいのは調べること、見ること
あるいはWebで発信された考えを受け入れることで満足してしまって
それらを検討し考える、ということをされていないケースが間間見られます。
デザインやインテリアであれば様々なケースを見るのは問題はありませんが
性能になるとそんなわけにはいきません。
Web上では百花繚乱、星の数ほども住宅情報が溢れているわけで
最近はフェイクニュースなんてのもありますが、
住宅でもこれってフェイクだろというのもあります。
そういう中に住宅初心者は気軽に入っていけるわけですが
ネットサーフィンをすればするほどその広大さに引き込まれてしまいます。
じゃあ、どう考えたらいいか?
住宅性能を検討する場合
大きなものは細分化して考える。
例えば、住宅性能ではなく断熱について考える。
あるいは換気について
というようにもう少し焦点を絞って考えるというのが一つの手法
同時に
時間軸で考える、水平軸で考える。
時間軸は過去、現在はどうであったか、将来はどうなるか?
水平軸は日本だけでなく欧米は、中国、韓国では?
というように
住宅性能を因数分解していくと
この工法は日本でしか通用しないガラパゴス工法とか
世界中どこを探してもそんなこと言ってる人はいない
なんてことが見えてきます。
そこまで来るとweb情報を取捨選択できます。
それから、さて私の家はどうしよう?
これはデザインやインテリアとは別の性能の話です。
今の日本では性能を数字や数値で家を見ることは
まだ一般的ではありませんが

2020年には否応なくその渦中にはいります。
だからこそ、その前に家を建てる方は十分考える必要があります。

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