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社長ブログケヤキの木の下で

2017年7月28日

エコをケチると「住宅貧乏」に

おはようございます、
紙太材木店の田原です。
社内中のパソコンからデータが送れなくなって
大騒ぎをしていたのですが
結局、ハブの電源を入り切りしただけでうそのように復旧( ^ω^)・・・
北の事務所と南の事務所に分かれているので
北の事務所のルーターばかりに気を取られて
南の事務所のハブをすっかり忘れていたというわけです。
普段目につくところにないので、
忘れ去られたハブが起こしたちょっとした騒動でした。


松尾和也さんのFBより
さて、アマゾンの住宅建築分野でベストセラー1位になっている
「ホントは安いエコハウス」
初版は売り切れで重版が決まったとか
住宅建築の分野で発売早々重版が決まるのはあまりありません。
つまり、この分野の本は一般の小説などと違って絶対数が少なく
それほど売れないんですね、発売早々重版はさすがです。
副題は、エコをケチると「住宅貧乏」
こちらの題のほうが刺激的です。
実務者(設計者、営業、監督)にこそ知っていただきたい内容です。
というのも実務者は常に最新の知識を得るため勉強しているように見えますが
実際はある程度の経験年数を積むと成功体験が積みあがって
もう新しい知識は十分勉強したからこれで十分、
と勘違いしてしまうケースが多いんですね。
つまり本人の知識レベルが数年前、あるいはもっと前の段階で止まっているケースです。
(20年前の住宅性能が標準と考える化石のような実務者も実は多くいます)
プロと話していると思ったら、実はレベルは学生・・・
でも、それがわかるには新築を検討中の方自身も
ある程度勉強しておく必要があります。
家を建てる相談をしている相手の営業担当者の人間性が素晴らしくても
生涯住むことになる住宅の性能は必ずしもそれに比例するわけではありません。
(実際は何の関係もありません)
ということで
この本の対象読者は
実務者とこれから家を建てる予定の方とある程度の規模のリフォームを検討中の方
25の項目に分かれて読み切りできるようになってます、
松尾さんがここ数年日経ホームビルダーに掲載してきた記事を
まとめたもので過去の記事を分かり易くまとめてあります。
例えば
自然素材=エコ x
暖かさ=プロは皆知っている x
工務店=省エネのプロ x
日本の窓=高性能 x
後ろのxはそんなことはありませんよ、という意味
さて、
上の写真の左の本も10年以上前にベストセラーになった本ですが
化石と形容してもいいかもしれません、
読み比べてみると時代の変遷が分かります。
(買う必要はありません、立ち読み程度で内容が分かりますから)

住まいを科学すると、快適でエコな暮らしが待ってます。

そこにたどり着くには今の時代では
まだ、ご本人が少し勉強する必要があります。
間違っても隣の本なんて信じちゃいけません。

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