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社長ブログケヤキの木の下で

2019年8月28日

リタイア後の雨漏れ修繕


付加断熱1層目工事、この後2層目の施工 大門の家
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日、一昨日と一日現場作業。
ポロシャツやタオルを複数持っていくことになりますが
水分補給も欠かせませんから呆れるほど汗が出ます。
悩みは、あまりに汗をかいているので汗疹(あせも)がでること。
汗疹というと小さなお子さんがというイメージですが
大人もできるんですね。
できる場所は足の甲という変な場所。
対策はいまのところベビーパウダー、床にこぼすと叱られます。
昨日午前中は雨漏れ調査。
築30年のバルコニー付き住宅。
天井に点検口を取り付けて、
放水試験をしながら水の侵入個所を確認しました。
侵入個所は
劣化したバルコニーのFRP防水の表面
バルコニー手摺
屋根と壁の取合い部分
3か所から水が入っていても
室内表面に出てくるのは1か所からですから、
侵入個所は複数あるという前提で放水試験をする必要があります。
30年前の建築ですから
住まい手の方は既にリタイアされてます。
住まいも30年を経ればメンテナンスが必要なのは当然なのですが
頭でわかっていてもなかなかそれが実行できません。
欧米などでは住まいはメンテナンスをして
中古物件として売り出し
次の家に移るというのが前提ですからメンテナンスにも気を使います。
日本では家を建てるということは
終の棲家と言う感覚ですから、
自分で建てた家なんだから自分で住み倒す?
少々の傷みは自分が我慢すればいい
的に考える方も少なくありません。
住宅を資産として、
あるいは投資として考えると
メンテナンスにももう少し意識が行くと思いますが
日本の税制では難しいかもしれません。
ニセコ辺りならその可能性がありそうですね。
30代半ばで家を建て
リタイア後に大規模修繕は経済的にも負担があります。
デザインも大切ですが常識を疑うことも大切です。
雨漏れリスクをシリアスに考える必要があります。

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