社長ブログケヤキの木の下で
2021年2月17日
大丈夫? (2)
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日はかなり風が強く、
高台にある城屋敷の家の足場のネットが張れませんでした。
今日も雲が北西から南東に向かってかなりの速さで流れています。
さて、このブログは前日読まれた記事のランキングが出るのですが、
昨日は「埼玉の行列のできる工務店は 付加断熱+トリプルサッシだった」が上がっていました。
2017年の3月なので4年ほど前になります。
新住協の理事をしている夢建築工房の岸野さんの会社で、
最近はYouTubeでも解説されてますからご存知の方も多いでしょう。
当時既に付加断熱+トリプルサッシを標準にしてたわけですが、
紙太材木店では4年前だと付加断熱+トリプルサッシにされる方は50%
残りの方はトリプルサッシにされても、
付加断熱までは…という方でした。
それが今では紙太材木店に来られるほぼすべての方が
付加断熱+トリプルサッシを考えています。
東海地方が急に寒くなったわけではありませんし、
サッシや断熱材が安くなったわけでもありません。
住まい手の意識の変化によるものです。
変化した理由はいろいろありますが、
最も大きいのは
住まい手が得る情報量が格段の豊富になったことでしょうか。
その情報の質もエビデンスのあるものが多くなり、
良質なものになってます。
もちろん、玉石混合的なところは否めませんが
絶対数として有益な情報が増えています。
そうなると、そこで起こるのが逆転現象。
住まい手の側の方がHMや工務店、設計事務所の実務者より
住宅の性能について知識量が豊富であったり、
住まい手側の要望に実務者側が応えられない。
あるいは
住まい手側は相談している、設計している実務者は専門家なのだから
当たり前に断熱や気密の事を知っている、
あるいはそんなことは言うまでもないことと思っていたら
実はそんなことにはほとんど関心がないし、
ウレタン吹き付けておけば気密も取れて大丈夫ですよ的なことを言われる。
結局、住まい手側も自己防衛のためには勉強する以外ありません。
ウレタンを吹いておけば大丈夫ですよ、と言われて
ホントかな?
なぜ、大丈夫と言うんだろう?
私の大丈夫とあなたの大丈夫は違うかもしれないのに。
私の暖かいとあなたの暖かいは同じ?
そう思えるかどうかが
分かれ目であり、スタート地点となります。
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