社長ブログケヤキの木の下で
2023年9月6日
その工夫 湿度対策
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日は、朝から大垣の家の中間検査。
検査に立ち会い、
その後は玄関ドアと
大開口サッシの取り付けの手伝い。
一人では全く無理
二人でもダメ
3人でようやく取付可能でしょうか。
大垣は昨日の朝は豪雨でしたが、
9時には晴れ間も見えました。
当然湿度はマックス、
立っているだけで汗が噴き出るほどで
そこに力仕事です。
もちろん、置いてある場所から
取りつける場所までの移動も、
かなりの重量がありますから一苦労。
汗だくになりながら
何とか取り付けましたが、
終わった時にはお昼を過ぎていました。
もちろん、疲労困憊・・・
さて、
前回エアコンの能力を引き出すには
工夫が必要ですとお話ししました。
この夏、エアコンを稼働させても
なんだか暑い
そんなに涼しくならない
ジメジメした感じがして
湿度が下がらない。
そんな住まいもあるかと思います。
古い家ではなく
新築で建てた1種の全熱交換で、
気密も0.3を切るような高性能な家でも
起こる可能性があります。
以前もご紹介した
さとるパパさんのブログも参考になります。
どんな対策を取るかは
設計者と相談になりますが、
夏場のポイントは
顕熱よりもむしろ潜熱対策。
つまり、
温度よりも水蒸気対策が重要と考えます。
この室内に入ってくる水蒸気
室内で発生する水蒸気対策
様々な機器があります。
1種の全熱交換機
除湿器
再熱除湿エアコン
エアコン
この4つが主流ですが、
これらの機器がその能力を十分に
発揮できる環境というか
設計が必要となります。
ただ設置してあれば
OKと言うわけでないことは、
さとるパパさんのブログでも
お判りいただけると思います。
住まいは間取りも大きさも
立地も家の向きも異なり、
条件が同じと言うことはありません。
その家その家で暮らし方も異なり、
暑さ寒さの感じ方は
家族の間でも異なります。
機械は万能ではなく
どうそれを使うか
どうしたらその能力を
発揮させることができるか
住まいの設計者には
その工夫が求められます。
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