社長ブログケヤキの木の下で
2022年1月21日
寒い家
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝は今年の冬一番の冷え込みでマイナス4.8度の美濃地方
必然的に室内も冷やされるわけで
母屋の廊下は1.6度…
さて、
昨日までというか帰りの飛行機の遅れで、
家に着いたのは深夜の1時半だった…
日本でも一番寒い地域で最新の断熱手法を学ぶ旅。
収穫や宿題は山ほどありますから、
これからの家づくりに生かしていくつもりです。
あちらでは街中を歩いていても氷点下くらいが普通の気温。
家の暖かさを確保する手法も換気の方法も、
歴史が長い分だけ時間の審判を受けています。
当然、住まい手の要望のレベルも高く
こちらでは問題になっていないことがクレームになりますし、
恐らく何年もしないうちにこちらでも
同じような傾向が出てくると思われます。
簡単に言えば、
あちらでは冬は家中暖かいのは当たり前というのが前提です。
内地では、家づくりを検討する人たちの間で、
ようやくそのことが認識され始めたと言っていいでしょう。
この時間的な差は
設計者や工務店、職人の技能、技術の差でもあります。
当然、住まい手の意識の差でもありますが、
先行者の経験や知恵が利用できる分
こちらの住まい手にとっても実務者にとっても、
大変ありがたい存在でもあります。
家づくりを検討し始めると様々なものが見えてきます。
Ua値がQ値がC値が
あるいはG2だとかG3だとか
全熱だとか顕熱だとか
そのような目に見える数字だけでなく
そこに至る過程、至った過程はどんなものか、
どのような過程を経てそこに至ったのか、
あなたの家はなぜその数字でなければならなかったのか?
きちんと、冷静に判断する必要があります。
単にUa値がという理由だけで決めてしまうのは早計と考えます。
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