社長ブログケヤキの木の下で
2022年2月18日
鍋かやかんか・・
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
昨日は朝から終日雪が舞い、
日中でも3度ほどにしかならない寒い一日でした。
今朝も気温はマイナス3.8度。
放射冷却で冷えてますから、
地表面はおそらくマイナス5度くらいでしょうか。
写真はA&Dの絶対湿度計。
一般に手に入ものとしては手ごろで信頼性のあるものです。
仕事柄、温湿度計はいろんな種類のものを持ってますが、
絶対湿度計となるとあまりありません。
それに、相対湿度計は種類の異なるものを並べると、
10%程度の違いは当たり前に起こります。
部屋の湿度が〇〇%となっていても、
そもそも論としてそれが信頼できない。
加えて、相対的な数字ですから
気温によっての変動が大きくなります。
23度の50%は
20度の60%と同じで、
空気中に含まれている水蒸気の量は同じなんですね。
ということで、家に置いておくには
この手の絶対湿度が表示されるものがおススメ
ただ、ネットなどで検索していると、
絶対湿度のおススメ湿度が微妙に異なることがあります。
これは
容積絶対湿度と重量絶対湿度の違い。
つまり
〇〇g/m3(1m3に〇〇gの水蒸気)で表記するか、
〇〇g/Kg(DA)(1Kgに〇〇gの水蒸気)の違い。
空気の重さは
0.83m3/Kg
逆に言うと
1.2Kg/m3
上のA&Dは
〇〇g/m3(容積絶対湿度)なので
絶対湿度は8g以上が一つの目安
重量絶対湿度だと
〇〇g/Kg(DA)なので、
7g程度がおススメとなります。
ということで
気密の取れていない事務所の中はかな~り乾燥してますが
対策は薪ストーブの上に大きなやかん、鍋?
でしょうか・・・
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