社長ブログケヤキの木の下で
2014年6月2日
木の戸箱
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
1週間ほど前から花粉症で
やたら鼻水とくしゃみが出ます。
話をしていてもいきなりポッてこともありますから
油断がなりません。
厚手のハンカチは必需品です。
黄砂の時期と重なってますから
反応しているのは黄砂
というわけで黄砂症です。
さて
本日は戸箱
雨戸をしまっておくおく箱のことです。
最近の新築住宅ではシャッターが主流
中にはコストの関係で取付けないこともあるようですが
いくらペアガラスでも
台風のときに何かが飛んできて当たればガラスは割れます。
10年に一度かもしれませんが
備えあれば憂いなし
昨年は隣の美濃加茂市で
竜巻か突風で
幼稚園の屋根が飛んで
近くの不動産屋さんの店舗と隣の自宅に直撃なんてこともありました。
もらい火の火事と同じで補修は自費
店舗は補修で済みましたが
自宅は建替え
自分の家は自分で守るしかなさそうです。
この戸箱
古い木造住宅の2階の雨戸の戸箱です。
正面から見ると
板が外れて大きな穴があいてます。
その奥には何やら白いベニヤ板のようなものが差し込んであります。
早速2階に上がろうとすると階段が・・
回り階段
上から見ると
足を乗せるスペースがこれだけしかない
今の階段は90度回るのに3段ですが
この階段は5段
狭くなるはずです。
穴の開いた戸箱を家の中から見ると
ベニヤが入れ込んであります。
風雨除けでしょうか
90cmx40cmの穴が壁に開いている・・
近くに紙の貼ってない障子があり
はめ込んで見るとこのようになります。
戸箱の板に穴が開き
風雨で障子紙も破れ
応急処置でベニヤをはめ込んでいたようです。
このような木製の戸箱が2ヶ所
足場をかけて
桧で再度同じように作り直します。
問題は色を塗るかどうか
キシラデコールなど
外装用の物がいろいろありますが
色を塗ればいづれは色落ちしますから
数年後にはまた塗る必要がでてきます。
何も塗らなければ
当分の間は居心地が悪い。
つまり他の木製部分と色が全く異なるわけです。
同じような色になるまで
20.30年はかかるでしょう。
20年我慢するか
5年毎に塗装するか
さてどっち?
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