社長ブログケヤキの木の下で
2014年4月23日
そろい踏みする高性能サッシ ちょっとずるいLIxil
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
今朝は7度
5月の連休までは朝起きればストーブが欲しくなる温度です。
さて先日
Lixilがニュースリリースを出しました。
で、読んでいっても内容がよくわかりません
終わりの方にようやく
日本の住宅のさらなる高断熱化にスピードを上げ寄与していくため、
「サーモス」の考え方を進化させ、
“国内トップクラスの性能を有する窓の新商品”を、
2014年の秋以降に発売することを決定しました。
つまり、まぁ秋以降に出すよという発表のようです。
既にYKKや三協は出してますから
秋以降というと今からでも半年先
他の2社からは1年遅れということになります。
しかもこのニュースリリース
新しく出されるサッシの
詳細な性能は発表されていません。
何のための発表なんだ?
YKKのAPW430が熱貫流率0.91
三協のスマージュが0.86と
従来の日本のサッシレベルからすれば
革新的に進歩した窓を既に出してます。
他のメーカーの価格や売れ行きを見て
後出しで出しているような印象は拭えません。
業界のリーディングカンパニーなのですから
もっと率先してリスクを負ってもらいたいものです。
秋以降、日本の主なサッシメーカーの高性能サッシが出揃います。
紙太材木店でも従来標準にしていた
APW330(熱貫流率2.33)を変更の予定ですが
問題は価格
従来品より3~4割アップしそうですから
トータルな性能と価格のバランスを検討する必要があります。
当面今お打合せ中のお客様には個別に相談ということになりそうです。
2014年が日本の住宅の性能変革の年になりそうです。
車で言えばプリウスに続いて、フィットやインサイトが出揃ったという状況ですが
一般の人はほとんで気づいていません(^_^)
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