社長ブログケヤキの木の下で
2014年5月28日
新住協の総会には出られず・・・
おはようございます、
紙太材木店の田原です。
先週、新住協の総会が仙台でありました。
岐阜からも今年度から鎌田先生に代わって代表理事になった
金子建築工業さんのところでツアーを組んで頂いていたのですが
都合がつかず出席は断念。
紙太材木店で
来月着工する物件は
付加断熱をした200ミリ断熱の家でQ-1X住宅
今年度の新住協の事業計画のひとつに
200~300ミリ級の外壁の断熱工法のコスト分析と標準化というのがある。
実際、200ミリ、300ミリ
あるいは400ミリ断熱と言った
ヨーロッパ並みに高断熱された家が既に日本中で建てられ始めているが
まだまだその数は少ない
つまりまだその技術の蓄積がないわけで
通常の外壁の外側に付加して断熱材を取り付ける手法もいろいろ出ている。
新住協の技術資料には
その手法がいろいろ出ていて
ほぼ技術的には確立していると見ていい。
ただ、そのような高断熱な家の
冷暖房設備に対する技術構築はまだで
研究開発の余地がある。
ことわっておくと
この場合の技術構築とは
蓄熱やエンタルピーといったことで
高断熱にすれば冬はいいが
夏は暑くて住めないなどという
為にする意見に対するものではありません。
話は変わりますが
YKKが日本中でAPW430のプレゼンをしています。
従来、性能の低いサッシを作ってきた罪ほろぼしのとでもいうようにというと
語弊があるかもしれませんが
一般の日本人が知らないと思って
YKKもLixilもそれは性能の低いサッシを売ってきました。
今年はサッシの革命の年と言っても過言ではない年
ペアガラスををうたい文句にして
アルミ+樹脂の複合なんて声を大にして言ってる業者は
私は勉強していない!と大声で叫んでいるようなもの
せめてPVCのオール樹脂のサッシを使わなければ
早晩、市場から締め出されることになるでしょう。
消費者も勉強してますから
PVCのサッシとアルミ+樹脂の複合サッシで
家からどれだけ熱が逃げていくか
価格差はどれほどあるかは
調べればすぐにわかる時代
もちろんひと冬の暖房エネルギーも出てきます。
時代が大きく変わっている住宅業界
この20年は眠っていたようなもので
消費者も工務店も
まごまごしていると貧乏くじを引くことになります。
ボヤボヤしてられない時代になりました。
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